第23回 言語聴覚士国家試験 第152問
関係法規第23回
日本言語聴覚士協会倫理綱領(2012年)の内容に含まれないのはどれか。
- 1.言語聴覚士の研究 ✓
- 2.言語聴覚士の職務および専門性
- 3.言語聴覚士と社会との関係
- 4.関連職種関係者との協力
- 5.訓練・指導・援助を受ける人々への接し方
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 言語聴覚士の研究
日本言語聴覚士協会倫理綱領(2012年)は、言語聴覚士の職業的倫理と行動規範を定めた文書です。職務遂行時の実践的行動基準に焦点を当てており、研究活動そのものについては規定していません。研究倫理はむしろヘルシンキ宣言やリスボン宣言などの国際的指針に委ねられています。
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【各選択肢の解説】
1. 言語聴覚士の研究
❌ 誤り。倫理綱領の内容に含まれません。研究倫理は国際的な別個の指針(ヘルシンキ宣言など)で規定されており、職業倫理綱領では直接扱わない領域です。
2. 言語聴覚士の職務および専門性
✅ 正しい。倫理綱領の中核をなす項目です。言語聴覚士の職務内容と専門性を自覚し、専門家として責任を果たすことが規定されています。
3. 言語聴覚士と社会との関係
✅ 正しい。社会における言語聴覚士の役割と責任、社会貢献が明記されています。
4. 関連職種関係者との協力
✅ 正しい。医師や看護師などの多職種との連携・協力が倫理綱領で求められています。
5. 訓練・指導・援助を受ける人々への接し方
✅ 正しい。対象者の尊厳・人権尊重、同意に基づく支援、差別・虐待の禁止など具体的に規定されています。
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【試験対策ポイント】
職業倫理綱領と研究倫理は別体系
| 倫理文書 | 対象 | 主要内容 |
|---|---|---|
| 日本ST協会倫理綱領 | 職業実践 | 職務・社会関係・対象者への接し方 |
| ヘルシンキ宣言 | 医学研究 | 被験者保護・インフォームドコンセント |
| リスボン宣言 | 患者の権利 | 自己決定権・知る権利・秘密保持 |
倫理綱領に含まれる5つの主要柱
- 言語聴覚士の職務および専門性
- 言語聴覚士と社会との関係
- 訓練・指導・援助を受ける人々への接し方
- 関連職種関係者との協力
- 言語聴覚士相互の関係
研究活動の倫理は「臨床研究倫理指針」など個別に適用されます。