第23回 言語聴覚士国家試験 第160問
失語症第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第160問(失語症)の正答は 5 です。流暢性失語でみられないものを問う。
問題
流暢性失語でみられないのはどれか。
a.錯語
b.喚語困難
c.ぎこちない発音
d.発話の長さの短縮
e.文法的複雑さの制限
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.2%標準
71人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-08-12)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:5番 — 流暢性失語では、ぎこちない発音・発話の長さの短縮・文法的複雑さの制限はいずれもみられない
流暢性失語でみられないものを問う。流暢性失語(ウェルニッケ失語など)は発話量が保たれ、発音は滑らかで、発話の長さや文の構造も保たれる。一方、ぎこちない発音(c)・発話の長さの短縮(d)・文法的複雑さの制限(e)は、いずれも非流暢性失語(ブローカ失語など)の特徴である。したがってc・d・eの組合せである5番が正答となる。
【各選択肢の解説】
a. 錯語 — ❌ みられる。語性錯語・音韻性錯語として高頻度に出現する。
b. 喚語困難 — ❌ みられる。流暢性・非流暢性を問わず、失語症に共通する中核症状。
c. ぎこちない発音 — ✅ みられない(=正答)。努力性でとぎれとぎれの発話は非流暢性失語の特徴。
d. 発話の長さの短縮 — ✅ みられない(=正答)。流暢性失語では発話量はむしろ多く、発話は長い。
e. 文法的複雑さの制限 — ✅ みられない(=正答)。文法が単純化する失文法は非流暢性失語の特徴で、流暢性失語では文の構造自体は保たれる(誤りは錯文法として現れる)。
→ c・d・eの組合せである5番が正答となる。
【試験対策ポイント】
流暢性失語=発話量が多い・発音は滑らか・錯語/喚語困難・文法構造は保たれる。
非流暢性失語=努力性でぎこちない・発話が短い・文法が単純化(失文法)。
「発音」「発話の長さ」「文法の複雑さ」の3つはまとめて非流暢性側と覚えると、組合せ問題で取り違えない。
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