第23回 言語聴覚士国家試験 第172問
言語発達障害学第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第172問(言語発達障害学)の正答は 5 です。6歳3か月、失調性低緊張のある脳性麻痺。
問題
6歳3か月の男児。失調性低緊張のある脳性麻痺。主訴はコミュニケーションがとりにくい。遠城寺式乳幼児分析的発達検査法にて対人関係2歳、発語9か月、言語理解1歳9か月レベル。言語訓練プログラムの作成において優先度が低いのはどれか。
- 1.信頼関係の構築
- 2.やり取りの成立
- 3.身振りの増加
- 4.音声言語の理解
- 5.音声言語の表出 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60.9%標準
64人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 発語が最も低い段階では音声言語の表出の優先度は低い
6歳3か月、失調性低緊張のある脳性麻痺。対人関係2歳・発語9か月・言語理解1歳9か月レベル。発語が9か月相当と最も低く、音声言語の表出を優先するのは時期尚早である。信頼関係・やり取り・身振り・音声理解を先に育てる。
【各選択肢の解説】
1. 信頼関係の構築 — ❌ 優先度が高い。基盤づくり。
2. やり取りの成立 — ❌ 優先度が高い。前言語的やりとり。
3. 身振りの増加 — ❌ 優先度が高い。音声以外の表出手段。
4. 音声言語の理解 — ❌ 優先度が高い。理解の伸長を図る。
5. 音声言語の表出 — ✅正しい(=正答)。発語が最も低くまだ優先度が低い。
【試験対策ポイント】
発達段階に沿い理解・やり取り・代替手段(身振り)を音声表出より先に整える。最も未熟な領域(ここでは発語)にいきなり重点を置かないのが原則。
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