STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第197問

小児聴覚障害第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第197問(小児聴覚障害)の正答は 2 です。日本語の読話口形について誤っているものを問う。

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問題
日本語の読話口形について誤っているのはどれか。
  1. 1.母音はすべて開口する。
  2. 2.五十音表に対応した同数の口形がある。 ✓
  3. 3.マ行音は開唇する。
  4. 4.促音や拗音は後続子音によって口形が異なる。
  5. 5.イ段の音はア段の音より狭唇音が多い。

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 62.5%標準

120人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-09-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2番 — 読話の口形は五十音と同数ではない

日本語の読話口形について誤っているものを問う。読話では、口の形が同じで区別できない音(同口形)が多くあり、口形の数は五十音の音の数より少ない。「五十音表に対応した同数の口形がある」とする選択肢2は誤りである。


【各選択肢の解説】

1. 母音はすべて開口する。
✅ 正しい。母音は口を開いて産生する。
2. 五十音表に対応した同数の口形がある。
❌ 誤り(=正答)。同口形があり音の数より少ない。正しくは口形が同じで区別できない音(例:パ・バ・マ行)が多く、口形の数は五十音の数より少ない。
3. マ行音は開唇する。
✅ 正しい。両唇を閉じてから開く。
4. 促音や拗音は後続子音によって口形が異なる。
✅ 正しい。続く音で口形が変わる。
5. イ段の音はア段の音より狭唇音が多い。
✅ 正しい。イ段は口の開きが狭い。

【試験対策ポイント】

読話=口形の手がかりで読み取るが、同口形(例:パ・バ・マ行)が多く区別が難しい。口形は音の数より少なく、文脈で補う必要がある点が読話の限界。

なお読話は音声の産生そのものを扱う音声学の問題ではなく、聴覚障害者のコミュニケーション手段として聴覚障害領域で出題される。口形(視覚的手がかり)と音韻の対応が主題である点に注意。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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