STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第20問

呼吸系第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第20問(呼吸系)の正答は 2 です。発声時の呼気の動態に関する設問。

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問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.呼気流率は発声時1秒間に消費される呼気流量である。
  2. 2.健常者の呼気流率は声の高さや大きさによらずほぼ一定値である。 ✓
  3. 3.声門閉鎖不全例では呼気流率が増加する。
  4. 4.気流阻止法で測定される口腔内圧は発声時の呼気圧を示す。
  5. 5.呼気圧は呼気努力を評価する意義をもつ。

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.5%標準

138人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 呼気流率は声の高さ・大きさで変化する

発声時の呼気の動態に関する設問。呼気流率(発声時に1秒間に消費される呼気の量)は、声の高さや大きさ(声門の開閉や声門下圧)によって変化し、一定ではない。


【各選択肢の解説】

1. 呼気流率は発声時1秒間に消費される呼気流量である。
✅ 正しい。呼気流率(平均呼気流率)の定義どおり。
2. 健常者の呼気流率は声の高さや大きさによらずほぼ一定値である。
❌ 誤り(=正答)。声の高さ・大きさにより声門状態が変わるため、呼気流率は変動する。正しくは、健常者でも呼気流率は声の高さや大きさによって変化する。
3. 声門閉鎖不全例では呼気流率が増加する。
✅ 正しい。声門が閉じきらず空気が漏れるため呼気流率が増える(反回神経麻痺など)。
4. 気流阻止法で測定される口腔内圧は発声時の呼気圧を示す。
✅ 正しい。瞬間的に気流を遮断すると口腔内圧が声門下圧(呼気圧)にほぼ等しくなる。
5. 呼気圧は呼気努力を評価する意義をもつ。
✅ 正しい。発声時の呼気圧は発声努力・呼気機能の指標となる。

【試験対策ポイント】

声門閉鎖不全→呼気流率↑(息漏れ)が音声検査の要。気流阻止法で声門下圧を推定できる点も押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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