第23回 言語聴覚士国家試験 第28問
心理測定法第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第28問(心理測定法)の正答は 5 です。心理物理学的測定法と名称の組合せを問う。
問題
測定の方法と名称との組合せで誤っているのはどれか。
- 1.刺激に対する感覚量を数値で報告させる。 ――― マグニチュード推定法
- 2.二つの刺激を呈示して択一判断を求める。 ――― 一対比較法
- 3.多数の形容詞を用いて刺激の程度を評定させ ――― SD法(Semantic Differential法)
- 4.設定した段階を示しながら刺激を評定させる。 ――― 評定尺度法
- 5.刺激を系列的に呈示して感覚量を評定させる。 ――― 順位法(品等法) ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49.2%難問
61人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 順位法は刺激を大小順に並べる方法
心理物理学的測定法と名称の組合せを問う。順位法(品等法)は複数の刺激を感覚の大小に従って順位づける方法であり、「系列的に呈示して感覚量を評定させる」という記述とは一致しない(感覚量そのものを数値評定する方法ではない)。
【各選択肢の解説】
1. 刺激に対する感覚量を数値で報告させる。―マグニチュード推定法 — ❌ 正しい。基準に対する比で感覚量を数値化する。
2. 二つの刺激を呈示して択一判断を求める。―一対比較法 — ❌ 正しい。刺激を2個ずつ比較する。
3. 多数の形容詞を用いて刺激の程度を評定させる。―SD法 — ❌ 正しい。対の形容詞尺度で印象を測る(意味微分法)。
4. 設定した段階を示しながら刺激を評定させる。―評定尺度法 — ❌ 正しい。段階尺度で評定する。
5. 刺激を系列的に呈示して感覚量を評定させる。―順位法(品等法) — ✅誤り(=正答)。順位法は刺激を大小順に並べる方法で、記述と対応しない。
【試験対策ポイント】
順位法=刺激を順位づける。マグニチュード推定法=感覚量を数値で直接報告、SD法=形容詞対による印象測定、と手法の中身を区別する。
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