第23回 言語聴覚士国家試験 第47問
言語発達学第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第47問(言語発達学)の正答は 4 です。象徴機能(表象機能)は、目の前にないものを別のもので表す働きで、見立て遊び(ふり遊び)に現れる。
問題
発達過程における象徴機能を示す行動はどれか。
- 1.帽子を手渡すとかぶる。
- 2.人の顔を見つめて微笑む。
- 3.いろいろな種類の猫をなでる。
- 4.積木を持って車のように動かす。 ✓
- 5.目の前で布で覆った玩具を布から取り出す。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 84.2%やさしい
152人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 積木を車に見立てるのは象徴機能の現れ
象徴機能(表象機能)は、目の前にないものを別のもので表す働きで、見立て遊び(ふり遊び)に現れる。積木を車に見立てて動かす行動は、積木で車を象徴しており象徴機能を示す。
【各選択肢の解説】
1. 帽子を手渡すとかぶる。
❌ 誤り。慣習的・習慣的行動で、象徴機能ではない。正しくは物をその本来の用途で使う慣用的操作である。
❌ 誤り。慣習的・習慣的行動で、象徴機能ではない。正しくは物をその本来の用途で使う慣用的操作である。
2. 人の顔を見つめて微笑む。
❌ 誤り。社会的微笑で、象徴機能ではない。正しくは乳児期早期の対人的な反応(社会的微笑)である。
❌ 誤り。社会的微笑で、象徴機能ではない。正しくは乳児期早期の対人的な反応(社会的微笑)である。
3. いろいろな種類の猫をなでる。
❌ 誤り。概念の般化で、象徴機能とは異なる。正しくは異なる個体を同じ仲間として扱う概念形成(般化)を示す行動である。
❌ 誤り。概念の般化で、象徴機能とは異なる。正しくは異なる個体を同じ仲間として扱う概念形成(般化)を示す行動である。
4. 積木を持って車のように動かす。
✅ 正しい(=正答)。見立て(ふり)遊びで象徴機能を示す。
✅ 正しい(=正答)。見立て(ふり)遊びで象徴機能を示す。
5. 目の前で布で覆った玩具を布から取り出す。
❌ 誤り。対象の永続性の理解(感覚運動期)。正しくは見えなくなっても物が存在し続けることの理解(対象の永続性)を示す行動である。
❌ 誤り。対象の永続性の理解(感覚運動期)。正しくは見えなくなっても物が存在し続けることの理解(対象の永続性)を示す行動である。
【試験対策ポイント】
象徴機能=見立て・ふり遊び・延滞模倣・言語として1歳半〜2歳頃に出現(ピアジェの感覚運動期から前操作期への移行)。
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