STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第56問

失語症第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第56問(失語症)の正答は 4 です。失語症の基本特徴を問う。

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問題
正しいのはどれか。
  1. 1.伝導失語では読み書きが保たれる。
  2. 2.交叉性失語は左利き右半球損傷で生じる。
  3. 3.ブローカ失語では聴覚的理解が保たれる。
  4. 4.失語症では意図性と自動性の乖離がある。 ✓
  5. 5.ウェルニッケ失語では無意味語の復唱ができる。

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.3%標準

190人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 失語症では意図性と自動性の乖離がある

失語症の基本特徴を問う。失語症では、意図的に話そうとすると出ない語が、挨拶や数唱などの自動的場面では出る「意図性と自動性の乖離」がみられる(選択肢4が正しい)。


【各選択肢の解説】

1. 伝導失語では読み書きが保たれる。
❌ 誤り。伝導失語でも読み書きに障害が及ぶ。正しくは音読や書字に音韻性の誤り(字性錯読・字性錯書)がみられる。
2. 交叉性失語は左利き右半球損傷で生じる。
❌ 誤り。正しくは交叉性失語は右利きで右半球損傷により生じる稀な失語である。
3. ブローカ失語では聴覚的理解が保たれる。
❌ 誤り。比較的良好だが完全には保たれず、複雑な文で障害される。正しくは聴覚的理解は比較的良好だが、構文の複雑な文では障害される。
4. 失語症では意図性と自動性の乖離がある。
✅ 正しい(=正答)。自動的発話は保たれやすい。
5. ウェルニッケ失語では無意味語の復唱ができる。
❌ 誤り。正しくはウェルニッケ失語では復唱が障害され、無意味語の復唱はとくに困難である。

【試験対策ポイント】

意図性・自動性の乖離は失語症の代表的特徴。交叉性失語=右利き・右半球損傷。ブローカ失語の理解は「比較的良好」であって完全保持ではない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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