STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第63問

高次脳機能障害第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第63問(高次脳機能障害)の正答は 1 です。脳梁離断では左右半球間の情報伝達が断たれる。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
脳梁離断症状で正しいのはどれか。
  1. 1.右視野の相貌認知障害
  2. 2.右手の触覚性呼称障害
  3. 3.右視野の失読
  4. 4.右手の失行
  5. 5.右手の失書

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:1番 — 右視野の相貌認知障害が脳梁離断症状

脳梁離断では左右半球間の情報伝達が断たれる。右視野の情報は左半球に入るが、相貌認知は右半球優位のため、脳梁を介して伝達できず右視野での相貌認知障害が生じる。他の選択肢は本来「左手・左視野」に現れる症状で、「右」と記した点が誤り。


【各選択肢の解説】

1. 右視野の相貌認知障害 — ✅正しい(=正答)。右視野→左半球の情報が、右半球優位の相貌認知へ伝わらない。

2. 右手の触覚性呼称障害 — ❌ 誤り。触覚性呼称障害は左手に生じる(左手→右半球→言語野へ届かない)。

3. 右視野の失読 — ❌ 誤り。離断による失読は左視野に生じる。

4. 右手の失行 — ❌ 誤り。脳梁離断の拮抗失行・失行は左手に生じる。

5. 右手の失書 — ❌ 誤り。離断性の失書は左手に生じる。

【試験対策ポイント】

脳梁離断症状の多くは左手・左視野に現れる(言語優位の左半球から切り離されるため)。相貌認知は右半球優位なので、逆に右視野の情報が伝わらず障害される。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第23回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク