第23回 言語聴覚士国家試験 第71問
第23回 言語聴覚士国家試験 第71問(言語発達障害学)の正答は 5 です。自閉症スペクトラム障害の給食時のパニックには、偏食・感覚過敏・切替困難・意思表現の困難など原因に応じた環境調整や代替手段の指導が適切である。
- 1.偏食 ――― 摂食可能な食物や形態に変更する。
- 2.感覚過敏 ――― 音、臭い、味など原因を軽減する。
- 3.活動の切替困難 ――― 一日の活動の見通しが立つようにする。
- 4.意思表現の困難 ――― 拒否を表現できる手段を指導する。
- 5.感情の抑制困難 ――― その場で理由を説明させる。 ✓
正答:5番
初回正答率 73%やさしい
111人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
自閉症スペクトラム障害の給食時のパニックには、偏食・感覚過敏・切替困難・意思表現の困難など原因に応じた環境調整や代替手段の指導が適切である。感情の抑制が困難な状態のときに「その場で理由を説明させる」のは、本人の負担を増やし不適切である。
【各選択肢の解説】
1.偏食―摂食可能な食物や形態に変更する。
✅ 正しい。適切。食べられる形に調整する。
2.感覚過敏―音、臭い、味など原因を軽減する。
✅ 正しい。適切。刺激を減らす。
3.活動の切替困難―一日の活動の見通しが立つようにする。
✅ 正しい。適切。スケジュールの視覚化。
4.意思表現の困難―拒否を表現できる手段を指導する。
✅ 正しい。適切。代替手段を教える。
5.感情の抑制困難―その場で理由を説明させる。
❌ 誤り(=正答)。適切でない。混乱時に言語的説明を求めるのは負担が大きい。正しくは刺激の少ない場所でクールダウンさせ、落ち着いてから振り返る。
【試験対策ポイント】
ASDの行動への対応は原因の軽減・見通しの提示・代替手段の指導が基本。パニックの渦中で説明や反省を求めるのは逆効果になりやすい。
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