第23回 言語聴覚士国家試験 第83問
運動障害性構音障害第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第83問(運動障害性構音障害)の正答は 1 です。運動障害性構音障害へのアプローチでは、五十音表やペーシングボードによる発話速度・明瞭度の調整、軟口蓋挙上装置による鼻咽腔閉鎖の補助、ピックアップマイクによる音量補助などを用いる。
問題
運動障害性構音障害患者へのアプローチで誤っているのはどれか。
- 1.DAF ✓
- 2.五十音表
- 3.軟口蓋挙上装置
- 4.ペーシングボード
- 5.ピックアップマイク
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.6%難問
148人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — DAFは主に吃音に用いる手段で、本問の選択肢中では運動障害性構音障害への標準的アプローチとはいえない
運動障害性構音障害へのアプローチでは、五十音表やペーシングボードによる発話速度・明瞭度の調整、軟口蓋挙上装置による鼻咽腔閉鎖の補助、ピックアップマイクによる音量補助などを用いる。DAF(遅延聴覚フィードバック)は主に吃音の流暢性改善に用いるもので、運動障害性構音障害には適さない。
【各選択肢の解説】
1. DAF
❌ 誤り(=正答)。遅延聴覚フィードバックは主に吃音に用いる。正しくはDAFは吃音の流暢性改善の手段で、運動障害性構音障害の標準的アプローチではない(発話加速を伴う運動低下性構音障害の速度調整に用いることはある)。
❌ 誤り(=正答)。遅延聴覚フィードバックは主に吃音に用いる。正しくはDAFは吃音の流暢性改善の手段で、運動障害性構音障害の標準的アプローチではない(発話加速を伴う運動低下性構音障害の速度調整に用いることはある)。
2. 五十音表
✅ 正しい(適切)。文字を指し示し伝達を補う。
✅ 正しい(適切)。文字を指し示し伝達を補う。
3. 軟口蓋挙上装置
✅ 正しい(適切)。鼻咽腔閉鎖機能を補助する。
✅ 正しい(適切)。鼻咽腔閉鎖機能を補助する。
4. ペーシングボード
✅ 正しい(適切)。発話速度を調整し明瞭度を高める。
✅ 正しい(適切)。発話速度を調整し明瞭度を高める。
5. ピックアップマイク
✅ 正しい(適切)。音量低下を補う。
✅ 正しい(適切)。音量低下を補う。
【試験対策ポイント】
運動障害性構音障害=速度調整(ペーシングボード)・補綴(軟口蓋挙上装置)・音量補助・AACが中心。DAFは吃音の流暢性形成法であり対象が異なる。
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