STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第93問

聴力検査第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第93問(聴力検査)の正答は 2 です。聴力検査のマスキングは、検査耳の音が非検査耳に伝わる陰影聴取を防ぐために行う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
聴力検査のマスキングについて誤っているのはどれか。
  1. 1.非検査耳に気導骨導閾値差があるとマスキング効果が減弱する。
  2. 2.語音聴力検査ではマスキングは不要である。
  3. 3.実効レベルは、実効マスキングレベルと非検査耳気導閾値との差である。
  4. 4.気導受話器の両耳間移行減衰量は気導検査における陰影聴取と関連する。
  5. 5.非検査耳のマスキングされた気導賜値は実効マスキングレベルに等しい。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.9%やさしい

57人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 語音聴力検査でもマスキングは必要

聴力検査のマスキングは、検査耳の音が非検査耳に伝わる陰影聴取を防ぐために行う。純音だけでなく語音聴力検査でも左右差があれば必要であり、「語音聴力検査ではマスキングは不要」は誤り。


【各選択肢の解説】

1. 非検査耳に気導骨導閾値差があるとマスキング効果が減弱する。 — ❌ 正しい。閉鎖効果等で効果が変化する。

2. 語音聴力検査ではマスキングは不要である。 — ✅誤り(=正答)。語音検査でも陰影聴取を防ぐため必要。

3. 実効レベルは、実効マスキングレベルと非検査耳気導閾値との差である。 — ❌ 正しい。実効レベルの定義に合致する。

4. 気導受話器の両耳間移行減衰量は気導検査における陰影聴取と関連する。 — ❌ 正しい。移行減衰量が小さいと陰影聴取が生じやすい。

5. 非検査耳のマスキングされた気導閾値は実効マスキングレベルに等しい。 — ❌ 正しい。マスキング下の閾値の考え方として妥当。

【試験対策ポイント】

マスキング=非検査耳の陰影聴取を防ぐ操作で、純音・語音いずれの検査でも左右差があれば必要。両耳間移行減衰量が小さい気導でとくに重要。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第23回 全問一覧

▶ 聴力検査 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)