第24回 言語聴覚士国家試験 第112問
耳鼻咽喉科学第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第112問(耳鼻咽喉科学)の正答は 2 です。最長発声持続時間(MPT)は、声門閉鎖不全があると呼気が無駄に漏れ(呼吸気流率の増加)、短縮する。
問題
発声時呼吸気流率の増加によって最長発声持続時間が短縮するのはどれか。
- 1.拘束性肺疾患
- 2.反回神経麻痺 ✓
- 3.パーキンソン病
- 4.緊張性発声障害
- 5.内転型痙攣性発声障害
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.6%難問
145人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 呼吸気流率の増加でMPTが短縮するのは反回神経麻痺
最長発声持続時間(MPT)は、声門閉鎖不全があると呼気が無駄に漏れ(呼吸気流率の増加)、短縮する。反回神経麻痺による声帯麻痺は声門閉鎖不全をきたし、気流率が増加してMPTが短縮する代表である。
【各選択肢の解説】
1. 拘束性肺疾患
❌ 誤り。気流率増加が機序の中心ではない。正しくは肺活量(呼気量)の低下によってMPTが短縮する。
❌ 誤り。気流率増加が機序の中心ではない。正しくは肺活量(呼気量)の低下によってMPTが短縮する。
2. 反回神経麻痺
✅ 正しい(=正答)。声門閉鎖不全で気流率が増加しMPTが短縮する。
✅ 正しい(=正答)。声門閉鎖不全で気流率が増加しMPTが短縮する。
3. パーキンソン病
❌ 誤り。声量低下・単調が主で、気流率増加が主機序ではない。正しくは呼吸・発声の運動低下(運動低下性構音障害)が主体である。
❌ 誤り。声量低下・単調が主で、気流率増加が主機序ではない。正しくは呼吸・発声の運動低下(運動低下性構音障害)が主体である。
4. 緊張性発声障害
❌ 誤り。過緊張で声門は強く閉じ、気流率は増加しない。正しくは声門の過閉鎖で気流率は低くなる傾向にある。
❌ 誤り。過緊張で声門は強く閉じ、気流率は増加しない。正しくは声門の過閉鎖で気流率は低くなる傾向にある。
5. 内転型痙攣性発声障害
❌ 誤り。声門が過剰内転し、気流率増加が機序ではない。正しくは発声中に声帯が不随意に強く内転し、声のつまり・途切れが生じる。
❌ 誤り。声門が過剰内転し、気流率増加が機序ではない。正しくは発声中に声帯が不随意に強く内転し、声のつまり・途切れが生じる。
【試験対策ポイント】
MPT短縮の機序は大別して、肺活量の低下と声門閉鎖不全(呼気の漏れ=気流率増加)。反回神経麻痺・声帯麻痺は後者の代表で、気息性嗄声を伴う。過内転型(痙攣性・緊張性)は気流が漏れにくく機序が異なる点で区別する。
📗 この範囲の次の一歩
この問題の初回正答率は47.6%——受験者の52%が落としています。この範囲(耳鼻咽喉科学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「耳鼻咽喉科学」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など23科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)