STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第119問

臨床神経学第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第119問(臨床神経学)の正答は 2 です。運動障害性構音障害のタイプと病変部位の対応を問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
運動障害性構音障害について誤っている組み合わせはどれか。
  1. 1.失調性障害ー小脳
  2. 2.運動低下性障害ー大脳皮質
  3. 3.運動過多性障害ー錐体外路系
  4. 4.痙性麻痺性障害ー上位運動ニューロン
  5. 5.弛緩性麻痺性障害ー下位運動ニューロン

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — 誤っているのは「運動低下性障害 ― 大脳皮質」

運動障害性構音障害のタイプと病変部位の対応を問う。運動低下性障害はパーキンソン病など大脳基底核の障害で生じる。大脳皮質とする組合せが誤りである。他は病変部位と障害タイプが正しく対応している。


【各選択肢の解説】

1.失調性障害 ― 小脳 — ❌ 正しい。小脳系の障害で断綴性発話を呈す。
2.運動低下性障害 ― 大脳皮質 — ✅誤り(=正答)。運動低下性は大脳基底核の障害である。
3.運動過多性障害 ― 錐体外路系 — ❌ 正しい。不随意運動による障害である。
4.痙性麻痺性障害 ― 上位運動ニューロン — ❌ 正しい。錐体路障害による。
5.弛緩性麻痺性障害 ― 下位運動ニューロン — ❌ 正しい。前角細胞〜末梢神経の障害による。


【試験対策ポイント】

ダーレイの分類と病変:弛緩性(下位運動ニューロン)・痙性(上位運動ニューロン)・失調性(小脳)・運動低下性(大脳基底核・パーキンソン)・運動過多性(錐体外路の不随意運動)・混合性。運動低下性を「皮質」とする引っかけに注意。基底核=低下/過多と覚える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第24回 全問一覧

▶ 臨床神経学 の過去問一覧

スポンサーリンク