STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第121問

臨床神経学第24回
放射線被曝のある検査はどれか。
  1. 1.脳波検査
  2. 2.核磁気共鳴血管造影(MRA)
  3. 3.超音波検査
  4. 4.血管造影 ✓
  5. 5.近赤外線分光法(NIRS)

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — 血管造影 血管造影は、患部の血管に造影剤を注入して放射線(X線)撮影を行う検査です。X線による放射線被曝が発生するため、放射線被曝のある検査に該当します。 --- 【各選択肢の解説】 1. 脳波検査 ❌ 誤り。脳の電気活動を記録する検査であり、放射線は使用しません。被曝リスクはありません。 2. 核磁気共鳴血管造影(MRA) ❌ 誤り。MRA はMRI技術を応用した検査で、磁場と電波を使用します。放射線(X線)は使用しないため被曝はありません。MRI関連検査は放射線被曝がない点が特徴です。 3. 超音波検査 ❌ 誤り。音波を利用した検査であり、放射線は使用しません。妊婦のスクリーニングにも安全に用いられるのは、被曝がないためです。 4. 血管造影 ✅ 正しい。カテーテルを血管に挿入し、造影剤を注入してX線撮影を行う検査です。X線による放射線被曝が必ず発生します。脳梗塞や脳動脈瘤の診断・治療に用いられる重要な検査ですが、被曝リスクがあるため慎重な使用判断が必要です。 5. 近赤外線分光法(NIRS) ❌ 誤り。脳の酸素化血色素動態を測定する検査で、近赤外線を用います。放射線ではなく、被曝リスクはありません。 --- 【試験対策ポイント】 放射線被曝のある検査 vs ない検査 | 検査名 | 使用エネルギー | 被曝 | 特徴 | |---|---|---|---| | X線撮影・CT・血管造影 | X線(電磁波) | あり | 解像度高。被曝リスク管理が必須 | | RI・PET | 放射性同位元素 | あり | 機能イメージング | | MRI・MRA | 磁場+電波 | なし | 軟部組織描出優秀。造影剤は造影効果用 | | 超音波・NIRS | 音波・近赤外線 | なし | 非侵襲的。リアルタイム評価可 | | 脳波 | 電気信号の記録 | なし | 時間分解能最高 | 放射線被曝のある検査:X線・CT・血管造影・PET・RI検査 放射線被曝のない検査:MRI・超音波・脳波・脳磁図・NIRS
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