第24回 言語聴覚士国家試験 第123問
聴覚系第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第123問(聴覚系)の正答は 3 です。音響性聴覚障害(騒音性難聴)は、強大音の曝露で蝸牛の有毛細胞が傷害される内耳性(感音性)難聴である。
問題
音響性聴覚障害について正しいのはどれか。
a.内耳性難聴である。
b.250Hzの聴覚閾値が上昇する。
c.スマートフォンによる音楽聴取は安全である。
d.長年、騒音職場で働いている者に発症しやすい。
e.聴覚障害の程度は曝露した音の圧力、時間、個々の易受傷性による。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.1%標準
143人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 正しいのは内耳性難聴(a)・騒音職場での発症(d)・規定因子(e)
音響性聴覚障害(騒音性難聴)は、強大音の曝露で蝸牛の有毛細胞が傷害される内耳性(感音性)難聴である。長年騒音職場で働く者に発症しやすく、障害の程度は音圧・曝露時間・個人の易受傷性で決まる。
【各選択肢の解説】
a. 内耳性難聴である。
✅ 正しい(=正答)。蝸牛有毛細胞の障害による感音難聴である。
✅ 正しい(=正答)。蝸牛有毛細胞の障害による感音難聴である。
b. 250Hzの聴覚閾値が上昇する。
❌ 誤り。まず4kHz付近(C5dip)の閾値が上昇する。正しくは4kHz付近の閾値上昇から始まり、250Hzなどの低音域は初期には保たれる。
❌ 誤り。まず4kHz付近(C5dip)の閾値が上昇する。正しくは4kHz付近の閾値上昇から始まり、250Hzなどの低音域は初期には保たれる。
c. スマートフォンによる音楽聴取は安全である。
❌ 誤り。大音量・長時間の聴取はリスクとなる。正しくはイヤホン・ヘッドホンでの大音量・長時間の聴取は音響性聴覚障害の原因となりうる。
❌ 誤り。大音量・長時間の聴取はリスクとなる。正しくはイヤホン・ヘッドホンでの大音量・長時間の聴取は音響性聴覚障害の原因となりうる。
d. 長年、騒音職場で働いている者に発症しやすい。
✅ 正しい(=正答)。慢性曝露で進行する。
✅ 正しい(=正答)。慢性曝露で進行する。
e. 聴覚障害の程度は曝露した音の圧力、時間、個々の易受傷性による。
✅ 正しい(=正答)。音圧・曝露時間・個人の感受性で程度が決まる。
✅ 正しい(=正答)。音圧・曝露時間・個人の感受性で程度が決まる。
→ a・d・eの組合せである3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
騒音性難聴:強大音で外有毛細胞が障害される両側性感音難聴。初期は4kHz付近のくぼみ(C5dip)から始まり、進行すると広がる。曝露音圧・時間・個人差で程度が決まる。イヤホンの大音量聴取(音響外傷・スマホ難聴)も近年問題。低音域から始まるのではない点に注意。
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