STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第123問

聴覚系第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第123問(聴覚系)の正答は 3 です。音響性聴覚障害(騒音性難聴)は、強大音の曝露で蝸牛の有毛細胞が傷害される内耳性(感音性)難聴である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
音響性聴覚障害について正しいのはどれか。 a.内耳性難聴である。 b.250Hzの聴覚閾値が上昇する。 c.スマートフォンによる音楽聴取は安全である。 d.長年、騒音職場で働いている者に発症しやすい。 e.聴覚障害の程度は曝露した音の圧力、時間、個々の易受傷性による。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 正しいのは内耳性難聴(a)・騒音職場での発症(d)・規定因子(e)

音響性聴覚障害(騒音性難聴)は、強大音の曝露で蝸牛の有毛細胞が傷害される内耳性(感音性)難聴である。長年騒音職場で働く者に発症しやすく、障害の程度は音圧・曝露時間・個人の易受傷性で決まる。


【各選択肢の解説】

a.内耳性難聴である。 — ✅正しい(=正答)。蝸牛有毛細胞の障害による感音難聴である。
b.250Hzの聴覚閾値が上昇する。 — ❌ まず4kHz付近(C5dip)の閾値が上昇する。
c.スマートフォンによる音楽聴取は安全である。 — ❌ 大音量・長時間の聴取はリスクとなる。
d.長年、騒音職場で働いている者に発症しやすい。 — ✅正しい(=正答)。慢性曝露で進行する。
e.障害の程度は音の圧力、時間、個々の易受傷性による。 — ✅正しい(=正答)。

→ a・d・eの組合せである3番が正答となる。


【試験対策ポイント】

騒音性難聴:強大音で外有毛細胞が障害される両側性感音難聴。初期は4kHz付近のくぼみ(C5dip)から始まり、進行すると広がる。曝露音圧・時間・個人差で程度が決まる。イヤホンの大音量聴取(音響外傷・スマホ難聴)も近年問題。低音域から始まるのではない点に注意。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第24回 全問一覧

▶ 聴覚系 の過去問一覧

スポンサーリンク