STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第132問

小児科学第24回
定期的な運動発達でないのはどれか。
  1. 1.寝返りは首座りの後で出現する。
  2. 2.ハイハイは寝返りの後で出現する。
  3. 3.一人座りは寝返りの後で出現する。 ✓
  4. 4.一人座りは寝返りの後で出現する。
  5. 5.歩行は一人座りの後で出現する。

正答:3番

解説
# 第24回 第132問 解説 【⚠️ 問題文について】 この問題は選択肢3と選択肢4が全く同じ内容(「一人座りは寝返りの後で出現する。」)になっており、選択肢に重複があります。また、正答が3番とされていますが、本来の出題意図を考えると、正しい発達順序は「首座り→寝返り→一人座り→ハイハイ→歩行」であり、「ハイハイは寝返りの後で出現する」という選択肢2が誤りである可能性が高いと考えられます。原問題では選択肢のいずれかが「ハイハイは一人座りの前に出現する」等の内容であった可能性があります。以下では、正答3番として処理されている前提で解説しますが、選択肢の記載に不備があるため参考程度にとどめてください。 --- ■ 正答:3番 — 一人座りは寝返りの後で出現する。 乳児の運動発達は**「首座り(3〜4か月)→寝返り(4〜6か月)→一人座り(6〜7か月)→ハイハイ(8〜10か月)→つかまり立ち(9〜10か月)→歩行(12〜15か月)」**の順に進みます。一般的には一人座りはハイハイより先に獲得されるため、「ハイハイが寝返りの後」「一人座りが寝返りの後」という記述はいずれも発達順序としては正しいですが、選択肢の重複や不備から正答が3番とされています。 --- 【各選択肢の解説】 1. 寝返りは首座りの後で出現する。 ✅ 正しい。首座り(3〜4か月)の後に寝返り(4〜6か月)が出現します。 2. ハイハイは寝返りの後で出現する。 ✅ 正しい。ハイハイ(8〜10か月)は寝返り(4〜6か月)より後に出現します。 3. 一人座りは寝返りの後で出現する。 ❌ 誤り(正答として処理)。本来は一人座り(6〜7か月)が寝返り(4〜6か月)の後に出現するため医学的には正しい記述ですが、選択肢4と重複しているため出題上の不備があります。 4. 一人座りは寝返りの後で出現する。 ✅ 正しい。3番と同一内容。 5. 歩行は一人座りの後で出現する。 ✅ 正しい。歩行(12〜15か月)は一人座り(6〜7か月)より後に出現します。 --- 【試験対策ポイント】 乳児の運動発達マイルストーンは国試頻出。以下の順序を暗記しましょう。 | 発達段階 | 月齢の目安 | |---|---| | **首すわり** | 3〜4か月 | | **寝返り** | 4〜6か月 | | **一人座り** | 6〜7か月 | | **ハイハイ(四つ這い)** | 8〜10か月 | | **つかまり立ち** | 9〜10か月 | | **つたい歩き** | 11〜12か月 | | **独歩** | 12〜15か月 | 覚え方:**「首→寝→座→這→立→歩」**(くび・ね・ざ・はい・たち・ほ)。発達は**頭側から尾側へ**、**中枢から末梢へ**進むのが原則(**cephalocaudal・proximodistal の法則**)。なお、ハイハイをせずに座位から立位へ移行する児もおり、**ハイハイは必ずしも全児が通過しない**ことも押さえておきましょう。
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