第24回 言語聴覚士国家試験 第139問
第24回 言語聴覚士国家試験 第139問(音響学)の正答は 3 です。母音のフォルマント周波数を問う。
- 1./a/の第1フォルマント周波数が最も高い。
- 2./i/の第1と第2フォルマントの周波数差が最も大きい。
- 3./u/では第2フォルマント周波数が/i/より高い。 ✓
- 4./e/では第1フォルマント周波数が/i/より高い。
- 5./o/では第2フォルマント周波数が/e/より低い。
正答:3番
初回正答率 54.3%標準
46人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
母音のフォルマント周波数を問う。/u/は後舌・円唇でF2が低く、前舌・非円唇でF2が高い/i/より低い。したがって「/u/では第2フォルマント周波数が/i/より高い」は適切でない。他はフォルマントの一般的特徴として正しい。
【各選択肢の解説】
1./a/の第1フォルマント周波数が最も高い。 — ❌ 正しい。開口度が大きい/a/はF1が最も高い。
2./i/の第1と第2フォルマントの周波数差が最も大きい。 — ❌ 正しい。/i/はF1が低くF2が高い。
3./u/では第2フォルマント周波数が/i/より高い。 — ✅適切でない(=正答)。/u/のF2は/i/より低い。
4./e/では第1フォルマント周波数が/i/より高い。 — ❌ 正しい。/e/は/i/よりやや開く。
5./o/では第2フォルマント周波数が/e/より低い。 — ❌ 正しい。後舌・円唇の/o/はF2が低い。
【試験対策ポイント】
F1は開口度(舌の高さ)に対応し、開く(/a/)ほど高い。F2は前後位置に対応し、前舌(/i/)ほど高く、後舌・円唇(/u//o/)ほど低い。母音四辺形(/i/=F1低F2高、/a/=F1高、/u/=F1低F2低)の対応を覚えると解ける。
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