第24回 言語聴覚士国家試験 第145問
言語発達学第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第145問(言語発達学)の正答は 2 です。前言語期(おおむね1歳前まで)の発達には、共同注意・社会的参照・予期反応・提示行動などが含まれる。
問題
前言語期の発達として誤っているのはどれか。
- 1.相手が指さした対象物に注意を向ける。
- 2.モーラ単位でリズムを刻む遊びをする。 ✓
- 3.新奇な事態に出会うと大人の情動反応をモニターする。
- 4.やりとりのある遊びでパターンを理解して予期反応を示す。
- 5.物をかざし大人に見せる。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.2%標準
117人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 前言語期の発達でないのは「モーラ単位でリズムを刻む遊び」
前言語期(おおむね1歳前まで)の発達には、共同注意・社会的参照・予期反応・提示行動などが含まれる。モーラ(拍)を単位としたリズム遊び(しりとり等の音韻意識)は、言語獲得後の幼児期後半〜学童期に育つもので、前言語期の発達ではない。
【各選択肢の解説】
1. 相手が指さした対象物に注意を向ける。
✅ 正しい。共同注意で前言語期にみられる。
✅ 正しい。共同注意で前言語期にみられる。
2. モーラ単位でリズムを刻む遊びをする。
❌ 誤り(=正答)。音韻意識は言語獲得後に育つ。正しくはモーラ(拍)単位のリズム遊びは幼児期後半以降の発達である。
❌ 誤り(=正答)。音韻意識は言語獲得後に育つ。正しくはモーラ(拍)単位のリズム遊びは幼児期後半以降の発達である。
3. 新奇な事態に出会うと大人の情動反応をモニターする。
✅ 正しい。社会的参照である。
✅ 正しい。社会的参照である。
4. やりとりのある遊びでパターンを理解して予期反応を示す。
✅ 正しい。予期反応がみられる。
✅ 正しい。予期反応がみられる。
5. 物をかざし大人に見せる。
✅ 正しい。提示行動(共同注意の一形態)である。
✅ 正しい。提示行動(共同注意の一形態)である。
【試験対策ポイント】
前言語期の社会的基盤:共同注意(指さしの追従・産出)・社会的参照・三項関係(提示・手渡し)・やりとり遊びでの予期反応。これらが有意味語の出現を準備する。モーラ(拍)の意識や音韻操作は、語彙が育った後の幼児期後半以降に発達する。
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