STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第145問

言語発達学第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第145問(言語発達学)の正答は 2 です。前言語期(おおむね1歳前まで)の発達には、共同注意・社会的参照・予期反応・提示行動などが含まれる。

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問題
前言語期の発達として誤っているのはどれか。
  1. 1.相手が指さした対象物に注意を向ける。
  2. 2.モーラ単位でリズムを刻む遊びをする。
  3. 3.新奇な事態に出会うと大人の情動反応をモニターする。
  4. 4.やりとりのある遊びでパターンを理解して予期反応を示す。
  5. 5.物をかざし大人に見せる。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 前言語期の発達でないのは「モーラ単位でリズムを刻む遊び」

前言語期(おおむね1歳前まで)の発達には、共同注意・社会的参照・予期反応・提示行動などが含まれる。モーラ(拍)を単位としたリズム遊び(しりとり等の音韻意識)は、言語獲得後の幼児期後半〜学童期に育つもので、前言語期の発達ではない。


【各選択肢の解説】

1.相手が指さした対象物に注意を向ける。 — ❌ 正しい。共同注意で前言語期にみられる。
2.モーラ単位でリズムを刻む遊びをする。 — ✅誤り(=正答)。音韻意識は言語獲得後に育つ。
3.新奇な事態に出会うと大人の情動反応をモニターする。 — ❌ 正しい。社会的参照である。
4.やりとりのある遊びでパターンを理解して予期反応を示す。 — ❌ 正しい。予期反応がみられる。
5.物をかざし大人に見せる。 — ❌ 正しい。提示行動(共同注意の一形態)である。


【試験対策ポイント】

前言語期の社会的基盤:共同注意(指さしの追従・産出)・社会的参照・三項関係(提示・手渡し)・やりとり遊びでの予期反応。これらが有意味語の出現を準備する。モーラ(拍)の意識や音韻操作は、語彙が育った後の幼児期後半以降に発達する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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