STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第157問

失語症第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第157問(失語症)の正答は 5 です。失語の型と特徴の対応を問う。

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問題
誤っている組み合わせはどれか。
  1. 1.視床性失語 ― 声量低下
  2. 2.語義失語 ― 類音的錯書
  3. 3.線条体失語 ― 保続
  4. 4.交叉性失語 ― 失文法
  5. 5.超皮質性運動失語 ― 発語失行 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.4%標準

163人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 誤りは「超皮質性運動失語 ― 発語失行」

失語の型と特徴の対応を問う。超皮質性運動失語は、自発話が乏しい一方で復唱が保たれるのが特徴で、発語失行(構音の探索・努力性の歪み)を必発とはしない。発語失行はブローカ失語や純粋発語失行と結びつくため、この組合せが誤りである。


【各選択肢の解説】

1. 視床性失語 ― 声量低下
✅ 正しい。音量低下や語間代がみられる。
2. 語義失語 ― 類音的錯書
✅ 正しい。意味理解障害に伴い類音的な誤りがみられる。
3. 線条体失語 ― 保続
✅ 正しい。保続がみられる。
4. 交叉性失語 ― 失文法
✅ 正しい。右半球病変による失語で失文法を呈しうる。
5. 超皮質性運動失語 ― 発語失行
❌ 誤り(=正答)。復唱良好・自発話減少が特徴で発語失行は必発でない。正しくは超皮質性運動失語は通常発語失行を伴わず、発語失行を伴うのはブローカ失語・純粋発語失行である。

【試験対策ポイント】

超皮質性運動失語=自発話の起動が乏しいが復唱は良好(補足運動野/前頭葉内側の関与)。発語失行=左中心前回下部の損傷による構音プログラム障害で、ブローカ失語・純粋発語失行に伴う。復唱の保たれ方と発語失行の有無を区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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