STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第163問

高次脳機能障害第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第163問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。障害と訓練法の対応を問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
障害と訓練法との組み合わせで誤っているのはどれか。
  1. 1.道順障害 ― 道順の言語化
  2. 2.構成障害 ― PQRST法
  3. 3.記憶障害 ― 手がかり漸減法
  4. 4.発語失行 ― 8段階統合刺激法
  5. 5.全般性注意障害 ― Attention Process Training(APT)

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — 誤りは「構成障害 ― PQRST法」

障害と訓練法の対応を問う。PQRST法(Preview-Question-Read-State-Test)は文章の記銘を助ける記憶障害の訓練法であり、構成障害の訓練法ではない。したがって選択肢2が誤りである。他の組合せは適切である。


【各選択肢の解説】

1.道順障害 ― 道順の言語化 — ❌ 正しい。経路を言語的手がかりで補う。
2.構成障害 ― PQRST法 — ✅誤り(=正答)。PQRST法は記憶(文章記銘)の方法である。
3.記憶障害 ― 手がかり漸減法 — ❌ 正しい。手がかりを段階的に減らす(vanishing cues)。
4.発語失行 ― 8段階統合刺激法 — ❌ 正しい。Rosenbekの統合刺激法である。
5.全般性注意障害 ― Attention Process Training(APT) — ❌ 正しい。注意の階層的訓練である。


【試験対策ポイント】

訓練法と対象:記憶=手がかり漸減法・PQRST法・誤りなし学習。注意=APT。発語失行=8段階統合刺激法。道順障害=経路の言語化。PQRST法を構成障害に結びつける引っかけに注意。各訓練法がどの高次脳機能を対象とするかをセットで覚える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第24回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク