第24回 言語聴覚士国家試験 第168問
言語発達障害学第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第168問(言語発達障害学)の正答は 4 です。DN-CASはPASS理論(プランニング・注意・同時処理・継次処理)に基づく認知評価検査である。
問題
DN-CASが評価において有用性が高いのはどれか。
a.知的能力障害
b.常同運動障害
c.限局性学習障害
d.注意欠如・多動性障害
e.社会的コミュニケーション障害
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 34.5%難問
119人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — DN-CASが有用なのはc・d
DN-CASはPASS理論(プランニング・注意・同時処理・継次処理)に基づく認知評価検査である。注意や実行機能の特徴を捉えられるため、限局性学習障害(LD)や注意欠如・多動性障害(ADHD)の評価に有用性が高い。したがってc・dが正答となる。
【各選択肢の解説】
a. 知的能力障害
❌ 誤り。知的水準の評価は知能検査が中心で、DN-CASの主な強みではない。正しくは知的能力障害の評価には全般的な知的水準を測る知能検査(WISCなど)と適応行動の評価を用いる。
❌ 誤り。知的水準の評価は知能検査が中心で、DN-CASの主な強みではない。正しくは知的能力障害の評価には全般的な知的水準を測る知能検査(WISCなど)と適応行動の評価を用いる。
b. 常同運動障害
❌ 誤り。DN-CASの評価対象として有用性が高いとはいえない。正しくは常同運動障害は反復的な運動行動の障害で、行動観察で捉えるものであり、認知処理を測るDN-CASの対象ではない。
❌ 誤り。DN-CASの評価対象として有用性が高いとはいえない。正しくは常同運動障害は反復的な運動行動の障害で、行動観察で捉えるものであり、認知処理を測るDN-CASの対象ではない。
c. 限局性学習障害
✅ 正しい(=正答)。認知処理の偏りを捉えるのに有用である。
✅ 正しい(=正答)。認知処理の偏りを捉えるのに有用である。
d. 注意欠如・多動性障害
✅ 正しい(=正答)。プランニング・注意の評価に有用である。
✅ 正しい(=正答)。プランニング・注意の評価に有用である。
e. 社会的コミュニケーション障害
❌ 誤り。主たる有用領域ではない。正しくは社会的コミュニケーション障害は語用面の言語・対人行動の評価(行動観察・質問紙など)で捉える。
❌ 誤り。主たる有用領域ではない。正しくは社会的コミュニケーション障害は語用面の言語・対人行動の評価(行動観察・質問紙など)で捉える。
→ c・dの組合せである4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
DN-CAS=PASS理論(Planning・Attention・Simultaneous・Successive)に基づく認知評価。プランニングや注意の弱さを捉えられるため、LD・ADHDの認知特性把握に役立つ。知能の全体水準を測るWISC等とは目的が異なる点を押さえる。
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