第24回 言語聴覚士国家試験 第17問
臨床歯科医学/口腔外科学第24回
乳歯について正しいのはどれか
- 1.24本である。
- 2.生後6~8ヶ月から生え始める。 ✓
- 3.乳白歯から生え始める。
- 4.5~6歳で生え終わる。
- 5.10歳ころから永久歯に生え変わり始める。
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — 生後6~8ヶ月から生え始める。
乳歯は通常、生後6~8ヶ月頃に下顎の中切歯から萌出が始まります。これは乳歯萌出の標準的なスケジュールであり、幼児の発達評価における重要なマイルストーンの一つです。
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【各選択肢の解説】
1. 24本である。
❌ 誤り。乳歯は全20本です。永久歯が32本(親知らずを含む)であるのに対し、乳歯は臼歯が乳臼歯に置き換わるため本数が少なくなります。
2. 生後6~8ヶ月から生え始める。
✅ 正しい。乳歯の萌出は通常この時期に開始し、下顎中切歯が最初に生えることがほとんどです。これは発達段階の標準的な評価項目として重要です。
3. 乳白歯から生え始める。
❌ 誤り。乳歯は下顎中切歯から生え始めます。「乳白歯」という用語は正式な歯科用語ではなく、この選択肢は誤った表現です。
4. 5~6歳で生え終わる。
❌ 誤り。乳歯は生後6~8ヶ月から生え始め、2~3歳までにすべての乳歯(20本)が萌出完了します。5~6歳はむしろ乳歯から永久歯への生え変わり開始時期です。
5. 10歳ころから永久歯に生え変わり始める。
❌ 誤り。永久歯への生え変わり(乳永久歯交換期)は5~6歳から開始し、12~13歳でほぼ完了します。10歳は交換の後期段階であり、「生え変わり始める」ではなく「生え変わっている途中」の時期です。
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【試験対策ポイント】
乳歯萌出スケジュール
| 時期 | 出来事 | 本数 |
|---|---|---|
| 生後6~8ヶ月 | 下顎中切歯から萌出開始 | — |
| 生後12~18ヶ月 | 上顎が萌出 | 8~12本程度 |
| 2~3歳 | すべての乳歯萌出完了 | 20本 |
永久歯への生え変わり時期
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 5~6歳 | 第一大臼歯萌出・乳永久歯交換期開始 |
| 6~12歳 | 混合歯列期(乳歯と永久歯が混在) |
| 12~13歳 | 交換完了(親知らずを除く) |
重要キーワード
- 乳歯総数:20本
- 永久歯総数:32本(親知らず含む)
- 最初の萌出歯:下顎中切歯(生後6~8ヶ月)
- 発達評価の重要項目:乳歯萌出の時期と順序