第24回 言語聴覚士国家試験 第173問
第24回 言語聴覚士国家試験 第173問(言語発達障害学)の正答は 1 です。ソーシャルスキル・トレーニング(SST)は、教示 → モデリング → 行動リハーサル(ロールプレイ) → フィードバック・強化 → 般化(宿題) という手続きで社会的スキルを学習させる方法である。
- 1.アイゲイズ ✓
- 2.モデリング
- 3.リハーサル
- 4.アサーション
- 5.ロールプレイ
正答:1番
初回正答率 64.7%標準
51人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ソーシャルスキル・トレーニング(SST)は、教示 → モデリング → 行動リハーサル(ロールプレイ) → フィードバック・強化 → 般化(宿題) という手続きで社会的スキルを学習させる方法である。アサーション(自他を尊重した自己表現)も、SSTの枠組みで行われる訓練プログラムの一つとして選択肢に並ぶ。
これに対しアイゲイズ(eye gaze)は「視線」そのものを指す語であり、訓練技法の名称ではない。視線(アイコンタクト)はSSTで伸ばす標的スキルにはなり得るが、それは「訓練の中身」であって「技法」ではない。またAAC(拡大・代替コミュニケーション)の領域では視線入力による意思伝達手段を指すが、これもSSTの技法ではない。よって1が正答。
【各選択肢の解説】
1.アイゲイズ
✅ SSTの技法ではない(=正答)。視線そのものを指す語で、技法の名称ではない。視線行動はSSTで伸ばす標的スキルにはなるが、技法名として並ぶものではない。
2.モデリング
❌ SSTの技法である。手本(モデル)を観察させて、望ましい行動を学習させる。
3.リハーサル
❌ SSTの技法である。学習した行動を場面設定のもとで繰り返し練習させる(行動リハーサル)。
4.アサーション
❌ SSTの枠組みで扱われる。自分も相手も尊重する自己表現を学ぶ訓練で、SSTの一プログラムとして実施される。
5.ロールプレイ
❌ SSTの技法である。役割を演じて対人場面を模擬的に練習する(行動リハーサルの具体形)。
【試験対策ポイント】
SSTの基本手続き=教示→モデリング→行動リハーサル(ロールプレイ)→フィードバック・強化→般化(宿題)。この種の問題は「技法の名前でないもの」が1つ混ざっている、という形で解ける。アイコンタクト・視線・表情などは「訓練で伸ばす標的スキル」の側であって技法名ではない、と整理しておくと迷わない。
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