STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第175問

音声障害第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第175問(音声障害)の正答は 4 です。発声時の声帯振動の有無を問う。

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問題
声帯振動が観察されないのはどれか。
  1. 1.変声障害
  2. 2.声帯結節
  3. 3.片側声帯麻痺
  4. 4.心因性失声症 ✓
  5. 5.声帯ポリープ

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.6%標準

108人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 声帯振動が観察されないのは心因性失声症

発声時の声帯振動の有無を問う。心因性失声症では、器質的異常がないのに発声時に声帯が適切に内転せず、声帯振動を伴う有声音が出ない(ささやき声になる)。一方、咳や笑いでは声帯が閉じ振動がみられる。他の疾患では声帯振動自体は観察される。


【各選択肢の解説】

1. 変声障害
❌ 誤り。声帯振動はあり、音の高さの調節の問題である。正しくは変声障害では声帯振動は観察される。
2. 声帯結節
❌ 誤り。声帯振動はみられる(嗄声を呈する)。正しくは声帯結節では声帯振動は観察される。
3. 片側声帯麻痺
❌ 誤り。健側を含め声帯振動はみられる。正しくは片側声帯麻痺でも声帯振動は観察される(左右差や声門閉鎖不全を伴う)。
4. 心因性失声症
✅ 正しい(=正答)。発声時に声帯が内転せず振動しない。
5. 声帯ポリープ
❌ 誤り。声帯振動はみられる(嗄声を呈する)。正しくは声帯ポリープでは声帯振動は観察される。

【試験対策ポイント】

心因性(機能性)失声症=器質的異常がないのに随意発声で声帯が内転せず無声(ささやき)となる。咳・笑いなど不随意発声では正常に内転・振動する点が診断の鍵。結節・ポリープ・麻痺・変声障害では声帯振動自体は保たれ、声質や高さに問題が出る。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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