STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第178問

機能性構音障害第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第178問(機能性構音障害)の正答は 2 です。カ行音(奥舌と軟口蓋でつくる/k/)がタ行音(舌尖でつくる/t/)に置換している。

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問題
7歳の女児。カ行音がタ行音に置換している。正しい音を導くために行う訓練方法として適切なのはどれか。 a.語音の弁別をさせる。 b.構音位置を図で理解させる。 c.開口して強く息を出させる d.開口して舌尖を挙上させる。 e.開口して奥舌を挙上させる。 1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60.4%標準

48人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 適切なのはa・b・e

カ行音(奥舌と軟口蓋でつくる/k/)がタ行音(舌尖でつくる/t/)に置換している。正しい音を導くには、まず語音を聞き分けさせ(a)、構音位置を視覚的に理解させ(b)、奥舌を挙上させて構音点をつくらせる(e)。舌尖の挙上(d)は誤った方向であり、強い呼気(c)はカ行の構音には直接結びつかない。


【各選択肢の解説】

a.語音の弁別をさせる。 — ✅正しい(=正答)。目標音と誤り音を聞き分けさせる。
b.構音位置を図で理解させる。 — ✅正しい(=正答)。奥舌と軟口蓋の位置を視覚化する。
c.開口して強く息を出させる — ❌ カ行の構音点づくりに直接つながらない。
d.開口して舌尖を挙上させる。 — ❌ タ行の構音で、誤った方向である。
e.開口して奥舌を挙上させる。 — ✅正しい(=正答)。カ行の構音点をつくる。

→ a・b・eの組合せである2番が正答となる。


【試験対策ポイント】

軟口蓋音/k,g/は奥舌(後舌)を軟口蓋に接触させてつくる。前方化(カ→タ)の修正では、奥舌挙上の運動を促し、聴覚弁別と構音位置の視覚的理解を組み合わせる。誤り音の構音点(舌尖)を強化しないよう、目標音の構音点づくりに導くのが要点。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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