第24回 言語聴覚士国家試験 第189問
小児聴覚障害第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第189問(小児聴覚障害)の正答は 5 です。純音聴力検査の閾値は年齢とともに下がり、おおむね6歳ごろに成人とほぼ同じ値になる。
問題
聴覚の発達で正しいのはどれか。
- 1.生後3ヶ月を過ぎるとモロー反射がみられるようになる。
- 2.乳児は母親とほかの女性の声を聞き分けられない。
- 3.胎生40週に胎児の聴覚は機能し始める。
- 4.2歳になると音韻分解が可能となり始める。
- 5.純音聴力検査結果はほぼ6歳で成人と一致する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.7%標準
115人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 純音聴力検査結果はほぼ6歳で成人と一致する
純音聴力検査の閾値は年齢とともに下がり、おおむね6歳ごろに成人とほぼ同じ値になる。他の選択肢は、モロー反射の出現・消失の時期、母親の声の弁別、胎児の聴覚が働き始める時期、音韻分解ができ始める時期をそれぞれ取り違えている。
【各選択肢の解説】
1. 生後3ヶ月を過ぎるとモロー反射がみられるようになる。
❌ 誤り。モロー反射はむしろ生後4か月ごろに消失する。正しくはモロー反射は出生時からみられる原始反射で、生後4か月ごろに消失する。
❌ 誤り。モロー反射はむしろ生後4か月ごろに消失する。正しくはモロー反射は出生時からみられる原始反射で、生後4か月ごろに消失する。
2. 乳児は母親とほかの女性の声を聞き分けられない。
❌ 誤り。新生児期から母の声を選好する。正しくは乳児は新生児期から母親の声をほかの女性の声と聞き分け、母親の声を好む。
❌ 誤り。新生児期から母の声を選好する。正しくは乳児は新生児期から母親の声をほかの女性の声と聞き分け、母親の声を好む。
3. 胎生40週に胎児の聴覚は機能し始める。
❌ 誤り。胎生20週ごろにはすでに機能し始める。正しくは胎児の聴覚は妊娠中期(胎生20〜25週ごろ)に機能し始め、出生(40週)より前から音に反応する。
❌ 誤り。胎生20週ごろにはすでに機能し始める。正しくは胎児の聴覚は妊娠中期(胎生20〜25週ごろ)に機能し始め、出生(40週)より前から音に反応する。
4. 2歳になると音韻分解が可能となり始める。
❌ 誤り。2歳では音韻分解はまだできない。正しくは音韻分解(語をモーラに分ける)は4歳ごろにでき始め、5〜6歳ごろに確かになる。
❌ 誤り。2歳では音韻分解はまだできない。正しくは音韻分解(語をモーラに分ける)は4歳ごろにでき始め、5〜6歳ごろに確かになる。
5. 純音聴力検査結果はほぼ6歳で成人と一致する。
✅ 正しい(=正答)。純音聴力検査の閾値は年齢とともに下がり、6歳ごろには成人とほぼ同じ値となる。
✅ 正しい(=正答)。純音聴力検査の閾値は年齢とともに下がり、6歳ごろには成人とほぼ同じ値となる。
【試験対策ポイント】
聴覚発達:胎生中期(約20週)に聴覚機能が始まり、新生児は母親の声を選好する。モロー反射は原始反射で生後4か月ごろ消失。音韻分解は4歳ごろにでき始め、5〜6歳ごろに確かになる(2歳ではまだできない)。純音聴力は6歳前後で成人並みになる。各時期の数値を取り違えない。
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