第24回 言語聴覚士国家試験 第191問
第24回 言語聴覚士国家試験 第191問(聴力検査)の正答は 4 です。難聴の原因と検査結果の対応を問う。
正答:4番
初回正答率 54.8%標準
42人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
難聴の原因と検査結果の対応を問う。SLC26A4遺伝子変異(前庭水管拡大・ペンドレッド症候群)は変動性・進行性の感音難聴で聴覚閾値が変動する(c)。ムンプス難聴は高度の一側性感音難聴でスケールアウトを示す(d)。外傷性鼓膜穿孔はC型でなく、GJB2変異は感音難聴で気導骨導差はない。
【各選択肢の解説】
a.外傷性鼓膜穿孔 ― ティンパノメトリC型 — ❌ 穿孔では平坦化(B型)や容積増大を示す。C型は中耳陰圧である。
b.GJB2遺伝子変異 ― 気導骨導差のある聴力 — ❌ GJB2変異は感音難聴で気導骨導差は生じない。
c.SLC26A4遺伝子変異 ― 聴覚閾値の変動 — ✅正しい(=正答)。変動性・進行性の感音難聴を示す。
d.ムンプス難聴 ― 一側聴力のスケールアウト — ✅正しい(=正答)。高度の一側性感音難聴である。
e.auditory neuropathy spectrum disorder ― 遅延側音効果 — ❌ ANSDの特徴的所見ではない。
→ c・dの組合せである4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
GJB2(コネキシン26)変異=先天性の感音難聴(気骨導差なし)。SLC26A4変異=前庭水管拡大で変動・進行する感音難聴。ムンプス難聴=高度の一側性感音難聴(スケールアウト)。鼓膜穿孔ではティンパノメトリは平坦化(B型)。遺伝子変異と難聴像の対応を覚える。
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