第24回 言語聴覚士国家試験 第197問
補聴器・人工内耳第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第197問(補聴器・人工内耳)の正答は 1 です。補聴器の特性測定を問う。
問題
補聴器適合について誤っている組み合わせはどれか。
- 1.基準利得 ― 90dBSPLで測定する。 ✓
- 2.2ccカプラ ― 外耳道容積とほぼ同じである。
- 3.密閉型疑似耳 ― 実耳で発生する音圧に近似する。
- 4.ダンパー ― 共鳴周波数の利得と最大出力を抑制する。
- 5.裸耳利得 ― 補聴器装用で外耳道を塞ぐと失われる。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.9%難問
119人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 誤りは「基準利得 ― 90dBSPLで測定」
補聴器の特性測定を問う。基準利得(基準周波数レスポンス)は入力音圧60dB SPLで測定するのが原則で、「90dB SPLで測定する」は誤りである。90dB SPLは最大出力(OSPL90)の測定条件である。他の組合せは正しい。
【各選択肢の解説】
1. 基準利得 ― 90dBSPLで測定する。
❌ 誤り(=正答)。基準利得は入力60dB SPLで測定する。正しくは基準利得は入力音圧60dB SPLで測定し、90dB SPLの入力で測るのは最大出力音圧(OSPL90)である(JIS C 5512)。
❌ 誤り(=正答)。基準利得は入力60dB SPLで測定する。正しくは基準利得は入力音圧60dB SPLで測定し、90dB SPLの入力で測るのは最大出力音圧(OSPL90)である(JIS C 5512)。
2. 2ccカプラ ― 外耳道容積とほぼ同じである。
✅ 正しい。標準的な測定用容積である。
✅ 正しい。標準的な測定用容積である。
3. 密閉型疑似耳 ― 実耳で発生する音圧に近似する。
✅ 正しい。実耳に近い測定ができる。
✅ 正しい。実耳に近い測定ができる。
4. ダンパー ― 共鳴周波数の利得と最大出力を抑制する。
✅ 正しい。鋭いピークを抑える。
✅ 正しい。鋭いピークを抑える。
5. 裸耳利得 ― 補聴器装用で外耳道を塞ぐと失われる。
✅ 正しい。外耳道共鳴が損なわれる。
✅ 正しい。外耳道共鳴が損なわれる。
【試験対策ポイント】
補聴器特性:基準利得・周波数レスポンスは入力60dB SPL、最大出力(OSPL90)は入力90dB SPLで測定する。2ccカプラ・密閉型疑似耳は測定用の音響結合器。ダンパーはピークを抑える。裸耳利得(外耳道共鳴)はイヤモールドで塞ぐと失われる。測定条件の数値を押さえる。
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