STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第28問

心理測定法第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第28問(心理測定法)の正答は 1 です。精神物理学の基本概念を問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
一般的に正しいのはどれか。 a.絶対閾の測定に検出課題を用いることができる。 b.弁別できない二つの刺激は主観的に等価である。 c.刺激量が増えると弁別閾の値は減少する。 d.刺激頂以上の刺激量の刺激は感知できない。 e.閾値の短期的な時間変化を恒常法で測定する。 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:1番 — 正しいのは検出課題と主観的等価点(a・b)

精神物理学の基本概念を問う。絶対閾は刺激の有無を答える検出課題で測れる。弁別できない二刺激は主観的に等価(主観的等価点)とみなせる。一方、刺激量が増すと弁別閾はウェーバーの法則により増大する。


【各選択肢の解説】

a.絶対閾の測定に検出課題を用いることができる。 — ✅正しい(=正答)。刺激の有無を判断させる課題で測定できる。
b.弁別できない二つの刺激は主観的に等価である。 — ✅正しい(=正答)。主観的等価点の考え方である。
c.刺激量が増えると弁別閾の値は減少する。 — ❌ ウェーバーの法則により弁別閾は増大する。
d.刺激頂以上の刺激量の刺激は感知できない。 — ❌ 刺激頂は感覚が頭打ちになる上限で、刺激自体は感知される。
e.閾値の短期的な時間変化を恒常法で測定する。 — ❌ 恒常法は多数試行を要し、短期的変化の測定には不向きである。

→ a・bの組合せである1番が正答となる。


【試験対策ポイント】

ウェーバーの法則:弁別閾/基準刺激=一定(基準刺激が大きいほど弁別閾も大きい)。測定法は調整法・極限法・恒常法。絶対閾=刺激検出の閾、弁別閾=差を検出できる最小差(丁度可知差異)。刺激頂は感覚の上限という用語の区別が要点。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第24回 全問一覧

▶ 心理測定法 の過去問一覧

スポンサーリンク