第24回 言語聴覚士国家試験 第5問
第24回 言語聴覚士国家試験 第5問(解剖学)の正答は 4 です。冠動脈、特に左冠動脈の血流は心筋が弛緩する拡張期に最も多く流れる。
- 1.心室と心房は同時に収縮する。
- 2.右心室と左心室の収縮期の内圧は等しい。
- 3.心室拡張期の大動脈と左心室の内圧は等しい。
- 4.冠動脈血流量は心室拡張期に増加する。 ✓
- 5.動脈弁の開放は房室弁の閉鎖よりも早く起こる。
正答:4番
初回正答率 52.1%標準
167人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
冠動脈、特に左冠動脈の血流は心筋が弛緩する拡張期に最も多く流れる。収縮期は心筋内圧で血管が圧迫され血流が低下するためである。心周期の圧変化と弁の開閉順序を整理して判断する。
【各選択肢の解説】
1.心室と心房は同時に収縮する。 — ❌ 心房収縮の後に心室が収縮する(時間差がある)。
2.右心室と左心室の収縮期の内圧は等しい。 — ❌ 左心室内圧(約120mmHg)が右心室(約25mmHg)よりはるかに高い。
3.心室拡張期の大動脈と左心室の内圧は等しい。 — ❌ 大動脈弁が閉じており、大動脈内圧が左心室内圧より高い。
4.冠動脈血流量は心室拡張期に増加する。 — ✅正しい(=正答)。拡張期に冠血流が増加する。
5.動脈弁の開放は房室弁の閉鎖よりも早く起こる。 — ❌ 房室弁閉鎖→等容性収縮→動脈弁開放の順で、房室弁閉鎖が先である。
【試験対策ポイント】
心周期:房室弁閉鎖(I音)→等容性収縮→動脈弁開放→駆出→動脈弁閉鎖(II音)→等容性弛緩→房室弁開放→充満。冠血流が拡張期優位という点は頻出で、頻脈(拡張期短縮)が心筋虚血を招く理由とも結びつく。
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