第24回 言語聴覚士国家試験 第61問
第24回 言語聴覚士国家試験 第61問(高次脳機能障害)の正答は 2 です。神経心理学の基本原理の対応を問う。
正答:2番
初回正答率 50%難問
78人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
神経心理学の基本原理の対応を問う。離断の原理は連合線維の遮断による症状を説明する概念で、意図性と自動性の乖離(バイヤルジェ・ジャクソンの原理)とは別である。抽象的態度の喪失はゴールドシュタインの概念であり、これらの組合せが誤りである。
【各選択肢の解説】
a.離断の原理 ― 意図性と自動性の乖離 — ✅誤り(=正答)。意図性・自動性の乖離はバイヤルジェ・ジャクソンの原理である。
b.二重乖離の原理 ― 機能障害と病巣との関係 — ❌ 正しい。二つの機能と病巣の独立性を示す。
c.ボトムアップ処理 ― データ駆動型処理 — ❌ 正しい。入力データに基づく処理である。
d.トップダウン処理 ― 予測的枠組みへの当てはめ — ❌ 正しい。既存知識・予測に基づく処理である。
e.バイヤルジェ・ジャクソンの原理 ― 抽象的態度の喪失 — ✅誤り(=正答)。抽象的態度の喪失はゴールドシュタインの概念である。
→ a・eの組合せである2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
離断の原理=連合線維の遮断による症状(離断症候群)。バイヤルジェ・ジャクソンの原理=自動性は保たれ意図性が障害される(自動性-意図性の乖離)。抽象的態度の喪失=ゴールドシュタイン。二重乖離=機能の独立性の証明。人名と概念の対応を正確に押さえる。
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