第24回 言語聴覚士国家試験 第62問
第24回 言語聴覚士国家試験 第62問(高次脳機能障害)の正答は 5 です。半側空間無視は、損傷半球と反対側の空間への注意が向かなくなる注意障害である。
- 1.症状に対する病識があることが多い。
- 2.一側視野にある対象に気付かない。
- 3.左半球損傷による方が重傷である。
- 4.行動観察から症状を見つけることは難しい。
- 5.聴覚や体性感覚刺激に対しても起こり得る。 ✓
正答:5番
初回正答率 41.9%難問
74人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
半側空間無視は、損傷半球と反対側の空間への注意が向かなくなる注意障害である。視覚に限らず聴覚・体性感覚など複数の感覚モダリティで生じうる。視野欠損(半盲)とは異なり、右半球損傷で重く病識に乏しい点も押さえる。
【各選択肢の解説】
1.症状に対する病識があることが多い。 — ❌ 病識(自覚)に乏しいことが多い。
2.一側視野にある対象に気付かない。 — ❌ これは半盲の説明で、無視は視野欠損ではない。
3.左半球損傷による方が重傷である。 — ❌ 右半球損傷による左無視の方が重く頻度も高い。
4.行動観察から症状を見つけることは難しい。 — ❌ 食事の片側を残すなど行動から発見できる。
5.聴覚や体性感覚刺激に対しても起こり得る。 — ✅正しい(=正答)。多感覚で生じる注意障害である。
【試験対策ポイント】
半側空間無視は右半球(特に下頭頂小葉)損傷による左無視が典型で、病態失認を伴いやすい。半盲との違いは、無視が「注意の障害」で視野自体は保たれる点。視覚・聴覚・体性感覚・運動など多面的に現れる。BIT行動性無視検査で評価する。
この問題の初回正答率は41.9%——受験者の58%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →