STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第83問

運動障害性構音障害第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第83問(運動障害性構音障害)の正答は 5 です。顎と舌の分離運動とは、顎を動かさずに舌だけを独立して動かす能力である。

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問題
顎と舌の分離運動を促す訓練はどれか。
  1. 1.閉口のまま発声する。
  2. 2.開口と閉口を繰り返す。
  3. 3.舌圧子を両唇間で保持する。
  4. 4.開口のまま強い呼気を出す。
  5. 5.バイトブロックを挟みながら舌尖音の産生をする。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 78.2%やさしい

147人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 顎と舌の分離運動はバイトブロックで顎を固定して舌尖音を出す

顎と舌の分離運動とは、顎を動かさずに舌だけを独立して動かす能力である。バイトブロックを噛んで顎を固定したまま舌尖音を産生させる訓練は、顎の代償を抑えて舌の独立運動を促す。


【各選択肢の解説】

1. 閉口のまま発声する。
❌ 誤り。顎と舌の分離を直接促す課題ではない。正しくは閉口での発声(ハミングなど)は発声・共鳴の課題で、顎を固定して舌を独立に動かす要素がない。
2. 開口と閉口を繰り返す。
❌ 誤り。顎の運動の課題で、舌の独立運動を促さない。正しくは下顎の可動域・運動の訓練である。
3. 舌圧子を両唇間で保持する。
❌ 誤り。正しくは口唇閉鎖(口輪筋の筋力)の訓練である。
4. 開口のまま強い呼気を出す。
❌ 誤り。正しくは呼気・鼻咽腔閉鎖の課題である。
5. バイトブロックを挟みながら舌尖音の産生をする。
✅ 正しい(=正答)。バイトブロックで顎を固定し、舌だけを動かして舌尖音を出させる。

【試験対策ポイント】

分離運動(解離運動)=ある器官を固定して別の器官を独立に動かす能力。顎と舌の分離が未熟だと、舌を動かすときに顎が一緒に動いてしまう。バイトブロックで顎位を固定して舌運動を分離して引き出すのが定石。発達性・運動障害性の構音訓練の基礎。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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