第24回 言語聴覚士国家試験 第86問
嚥下障害第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第86問(嚥下障害)の正答は 3 です。栄養療法の選択原則を問う。
問題
栄養療法について正しいのはどれか。
a.腸が機能している場合は、経腸栄養を基本とする。
b.静脈栄養の施行期間が短期間の場合は、中心静脈栄養法が適応となる。
c.高カロリー輸液を行う場合は、末梢静脈栄養法の適応となる。
d.経口摂取のみで必要な栄養量を投与できない場合は、経管栄養を追加する。
e.消化管瘻の第一選択は胃瘻である。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.2%標準
154人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 正しいのは経腸栄養優先(a)・経管栄養の追加(d)・胃瘻が第一選択(e)
栄養療法の選択原則を問う。腸が機能していれば経腸栄養を優先する(“When the gut works, use it”)。経口だけで不足する場合は経管栄養を追加し、長期の消化管瘻では胃瘻が第一選択となる。投与経路の選び方を整理する。
【各選択肢の解説】
a. 腸が機能している場合は、経腸栄養を基本とする。
✅ 正しい。消化管が使えるなら経腸栄養を優先する。
✅ 正しい。消化管が使えるなら経腸栄養を優先する。
b. 静脈栄養の施行期間が短期間の場合は、中心静脈栄養法が適応となる。
❌ 誤り。正しくは短期間なら末梢静脈栄養(PPN)が適応で、長期・高カロリーでは中心静脈栄養(TPN)を用いる。
❌ 誤り。正しくは短期間なら末梢静脈栄養(PPN)が適応で、長期・高カロリーでは中心静脈栄養(TPN)を用いる。
c. 高カロリー輸液を行う場合は、末梢静脈栄養法の適応となる。
❌ 誤り。正しくは高カロリー輸液は浸透圧が高く末梢静脈では静脈炎を起こすため、中心静脈栄養で行う。
❌ 誤り。正しくは高カロリー輸液は浸透圧が高く末梢静脈では静脈炎を起こすため、中心静脈栄養で行う。
d. 経口摂取のみで必要な栄養量を投与できない場合は、経管栄養を追加する。
✅ 正しい。経口で不足する分を経管栄養で補う。
✅ 正しい。経口で不足する分を経管栄養で補う。
e. 消化管瘻の第一選択は胃瘻である。
✅ 正しい。長期の経管栄養では胃瘻を選ぶ。
✅ 正しい。長期の経管栄養では胃瘻を選ぶ。
→ a・d・eの組合せである3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
栄養投与経路:消化管が使えれば経腸栄養(経口>経管)、使えなければ静脈栄養。静脈栄養は短期=末梢(PPN)、長期・高カロリー=中心静脈(TPN)。長期経管栄養は胃瘻(PEG)が第一選択。「腸が動くなら腸を使う」が大原則。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)