STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第89問

聴力検査第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第89問(聴力検査)の正答は 2 です。各聴覚検査が低音域を評価できるかを問う。

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問題
低音障害型難聴を検出できないのはどれか。
  1. 1.ASSR
  2. 2.DPOAE
  3. 3.VRA
  4. 4.遊戯聴力検査
  5. 5.ピープショウ検査

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 低音障害型難聴を検出できないのはDPOAE

各聴覚検査が低音域を評価できるかを問う。DPOAE(歪成分耳音響放射)は主に中〜高音域(おおむね1〜6kHz)の外有毛細胞機能を反映し、低音域の感度が低い。そのため低音障害型難聴の検出には不向きである。


【各選択肢の解説】

1.ASSR — ❌ 周波数別に閾値推定でき、低音域も評価できる。
2.DPOAE — ✅ 検出できない(=正答)。低音域の評価には不向きである。
3.VRA(条件詮索反応聴力検査) — ❌ 周波数別に行え低音域も評価できる。
4.遊戯聴力検査 — ❌ 周波数別の閾値測定が可能である。
5.ピープショウ検査 — ❌ 周波数別の行動反応聴力検査で評価できる。


【試験対策ポイント】

OAE(耳音響放射)は外有毛細胞機能の評価で、TEOAE・DPOAEとも低音域の感度が低い。低音障害型(低音域の閾値上昇)を捉えるには、周波数特異性のある検査(ASSR・VRA・遊戯聴力・COR)が必要。OAEはスクリーニング向きだが周波数の偏りに注意。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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