STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第91問

聴力検査第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第91問(聴力検査)の正答は 2 です。新生児聴覚スクリーニングのreferは「要精密検査」を意味し、難聴の確定診断ではない。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
新生児聴覚スクリーニングでreferとなり、専門施設を受診した。保護者への説明として適切なのはどれか。
  1. 1.お子さんが難聴だと、お仕事を続けるのは難しいですね。
  2. 2.難聴と断定するのは不確実なので、まず精密検査をしましょう。
  3. 3.難聴だとしても補聴器や人工内耳があり、全く心配いりませんよ。
  4. 4.次回に家族全員の聴力を検査しましょう。
  5. 5.ついでに遺伝子検査もしましょう。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — 「まず精密検査を」と伝えるのが適切

新生児聴覚スクリーニングのreferは「要精密検査」を意味し、難聴の確定診断ではない。保護者には、現時点で難聴と断定はできないこと、精密検査で確認する必要があることを正確に、かつ不安をあおらず伝えるのが適切である。


【各選択肢の解説】

1.難聴だと仕事を続けるのは難しい。 — ❌ 根拠なく不安をあおり不適切である。
2.難聴と断定するのは不確実なので、まず精密検査をしましょう。 — ✅正しい(=正答)。referの意味を正確に伝えている。
3.補聴器や人工内耳があり全く心配いりません。 — ❌ 過度に楽観させ、正確な説明になっていない。
4.次回に家族全員の聴力を検査しましょう。 — ❌ この時点で必要な対応ではない。
5.ついでに遺伝子検査もしましょう。 — ❌ 本人・家族の意向を無視した不適切な提案である。


【試験対策ポイント】

スクリーニングの判定はpass/referで、referは「要精密検査」であって難聴確定ではない。保護者支援では、正確な情報提供・過度に不安や楽観を与えない・次のステップ(精密検査)を明示することが基本。インフォームドな対応が問われる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第24回 全問一覧

▶ 聴力検査 の過去問一覧

スポンサーリンク