第24回 言語聴覚士国家試験 第92問
聴力検査第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第92問(聴力検査)の正答は 4 です。平均聴力レベル50dBHLに対し骨導閾値が10dBHLで、気骨導差40dBの伝音難聴である。
問題
平均聴力レベルが50dBHLで骨導閾値が10dBHL。この結果と整合性のあるのはどれか。
a.SISI80%
b.語音了解閾値50dB
c.最高語音明瞭度100%
d.ティンパノメトリーAd型
e.自記オージオメトリJergerV型
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.2%難問
116人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 伝音難聴と整合するのは語音了解閾値50dB(b)・最高語音明瞭度100%(c)・ティンパノAd型(d)
平均聴力レベル50dBHLに対し骨導閾値が10dBHLで、気骨導差40dBの伝音難聴である。伝音難聴では語音了解閾値が平均聴力相当に上昇し、十分な音量で明瞭度は100%に達し、ティンパノメトリーは耳小骨離断などでAd型を示す。
【各選択肢の解説】
a. SISI80%
❌ 誤り。SISI高値は内耳性(感音難聴)を示し、伝音難聴と整合しない。正しくは伝音難聴ではSISIは低値(陰性)となる。
❌ 誤り。SISI高値は内耳性(感音難聴)を示し、伝音難聴と整合しない。正しくは伝音難聴ではSISIは低値(陰性)となる。
b. 語音了解閾値50dB
✅ 正しい(整合する)。平均聴力50dBに見合う。
✅ 正しい(整合する)。平均聴力50dBに見合う。
c. 最高語音明瞭度100%
✅ 正しい(整合する)。伝音難聴は音量を上げれば100%に達する。
✅ 正しい(整合する)。伝音難聴は音量を上げれば100%に達する。
d. ティンパノメトリーAd型
✅ 正しい(整合する)。可動性亢進(耳小骨離断等)の伝音障害を示す。
✅ 正しい(整合する)。可動性亢進(耳小骨離断等)の伝音障害を示す。
e. 自記オージオメトリJergerV型
❌ 誤り。伝音難聴と整合しない。正しくはJerger V型は連続音の閾値が断続音より良い型で、機能性(心因性)難聴でみられる。伝音難聴ではI型となる。
❌ 誤り。伝音難聴と整合しない。正しくはJerger V型は連続音の閾値が断続音より良い型で、機能性(心因性)難聴でみられる。伝音難聴ではI型となる。
→ b・c・dの組合せである4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
気導と骨導の差(A-Bギャップ)があれば伝音難聴。伝音難聴は明瞭度が良好(語音明瞭度100%到達)で、SISIやJerger型(内耳性II型・後迷路性III・IV型)は感音性の所見。ティンパノAd型=コンプライアンス増大(離断)、As型=低下(耳硬化症)。所見の整合性を判断する。
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