第24回 言語聴覚士国家試験 第99問
補聴器・人工内耳第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第99問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。人工中耳(VSB:Vibrant Soundbridge)は、振動子(FMT)を耳小骨や正円窓に装着し、振動を直接内耳へ伝える植込み型機器である。
問題
人工中耳(VSB)について正しいのはどれか。
- 1.植え込んだ振動子の振動を骨導刺激で内耳へ伝える。
- 2.植え込み型骨導補聴器(BAHA)に比べ高音域の利得が少ない。
- 3.両側先天性外耳道閉鎖症には植え込み手術の適応がある。 ✓
- 4.活動性感染耳に植え込み手術の適応がある。
- 5.インプラントの振動子は鼓膜に装着する。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.5%難問
104人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 両側先天性外耳道閉鎖症は人工中耳の適応がある
人工中耳(VSB:Vibrant Soundbridge)は、振動子(FMT)を耳小骨や正円窓に装着し、振動を直接内耳へ伝える植込み型機器である。外耳道や中耳伝音系を経由しないため、両側先天性外耳道閉鎖症のような伝音障害に適応がある。
【各選択肢の解説】
1. 植え込んだ振動子の振動を骨導刺激で内耳へ伝える。
❌ 誤り。正しくは振動子(FMT)を耳小骨や正円窓に固定し、骨導ではなく直接振動を内耳へ伝える。
❌ 誤り。正しくは振動子(FMT)を耳小骨や正円窓に固定し、骨導ではなく直接振動を内耳へ伝える。
2. 植え込み型骨導補聴器(BAHA)に比べ高音域の利得が少ない。
❌ 誤り。正しくはBAHAより高音域の利得が得やすい。
❌ 誤り。正しくはBAHAより高音域の利得が得やすい。
3. 両側先天性外耳道閉鎖症には植え込み手術の適応がある。
✅ 正しい(=正答)。外耳道を介さず内耳を駆動できる。
✅ 正しい(=正答)。外耳道を介さず内耳を駆動できる。
4. 活動性感染耳に植え込み手術の適応がある。
❌ 誤り。正しくは活動性感染は植込みの禁忌である。
❌ 誤り。正しくは活動性感染は植込みの禁忌である。
5. インプラントの振動子は鼓膜に装着する。
❌ 誤り。正しくは振動子は耳小骨や正円窓に装着する。
❌ 誤り。正しくは振動子は耳小骨や正円窓に装着する。
【試験対策ポイント】
人工中耳(VSB)=振動子を耳小骨・正円窓に固定し内耳を直接振動させる。外耳道・鼓膜をバイパスするため外耳道閉鎖症など伝音・混合難聴に有用。BAHA(骨導)・人工内耳(電気刺激)との作動原理の違いと、活動性感染が禁忌である点を押さえる。
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