第24回 言語聴覚士国家試験 第99問
第24回 言語聴覚士国家試験 第99問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。人工中耳(VSB:Vibrant Soundbridge)は、振動子(FMT)を耳小骨や正円窓に装着し、振動を直接内耳へ伝える植込み型機器である。
- 1.植え込んだ振動子の振動を骨導刺激で内耳へ伝える。
- 2.植え込み型骨導補聴器(BAHA)に比べ高音域の利得が少ない。
- 3.両側先天性外耳道閉鎖症には植え込み手術の適応がある。 ✓
- 4.活動性感染耳に植え込み手術の適応がある。
- 5.インプラントの振動子は鼓膜に装着する。
正答:3番
初回正答率 27.3%難問
44人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
人工中耳(VSB:Vibrant Soundbridge)は、振動子(FMT)を耳小骨や正円窓に装着し、振動を直接内耳へ伝える植込み型機器である。外耳道や中耳伝音系を経由しないため、両側先天性外耳道閉鎖症のような伝音障害に適応がある。
【各選択肢の解説】
1.植え込んだ振動子の振動を骨導刺激で内耳へ伝える。 — ❌ 骨導ではなく、耳小骨・正円窓を介して直接振動を伝える。
2.植込み型骨導補聴器(BAHA)に比べ高音域の利得が少ない。 — ❌ 高音域の利得はむしろ得やすい。
3.両側先天性外耳道閉鎖症には植え込み手術の適応がある。 — ✅正しい(=正答)。外耳道を介さず内耳を駆動できる。
4.活動性感染耳に植え込み手術の適応がある。 — ❌ 活動性感染は植込みの禁忌である。
5.インプラントの振動子は鼓膜に装着する。 — ❌ 振動子は耳小骨や正円窓に装着する。
【試験対策ポイント】
人工中耳(VSB)=振動子を耳小骨・正円窓に固定し内耳を直接振動させる。外耳道・鼓膜をバイパスするため外耳道閉鎖症など伝音・混合難聴に有用。BAHA(骨導)・人工内耳(電気刺激)との作動原理の違いと、活動性感染が禁忌である点を押さえる。
この問題の初回正答率は27.3%——受験者の73%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →