第25回 言語聴覚士国家試験 第10問
精神医学第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第10問(精神医学)の正答は 4 です。コルサコフ症候群の病態を問う問題である。
問題
コルサコフ症候群と関連がないのはどれか
- 1.アルコール飲酒歴
- 2.健忘
- 3.見当識障害
- 4.ビタミンB6欠乏 ✓
- 5.作話
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 欠乏するのはビタミンB1
コルサコフ症候群の病態を問う問題である。本症はアルコール多飲などによるビタミンB1(チアミン)欠乏を背景に、ウェルニッケ脳症に続いて生じる慢性の健忘症候群である。「ビタミンB6欠乏」は関連がなく、選択肢4が正答。
【各選択肢の解説】
1.アルコール飲酒歴:❌関連あり。慢性アルコール症が代表的背景。
2.健忘:❌関連あり。前向性・逆向性健忘が中核症状。
3.見当識障害:❌関連あり。時・場所の見当識が障害される。
4.ビタミンB6欠乏:✅関連なし(=正答)。原因はビタミンB1欠乏。
5.作話:❌関連あり。記憶の空白を埋める作話が特徴的にみられる。
【試験対策ポイント】
ウェルニッケ脳症(眼球運動障害・運動失調・意識障害)→コルサコフ症候群(健忘・作話・見当識障害)の流れと、共通の原因がビタミンB1欠乏である点をセットで覚える。
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