STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第25回 言語聴覚士国家試験 第120問

耳鼻咽喉科学第25回

第25回 言語聴覚士国家試験 第120問(耳鼻咽喉科学)の正答は 5 です。両耳聴の利点を問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
両耳聴について誤っているのはどれか
  1. 1.両耳からの入力情報は、脳幹の上オリーブ核において合流する
  2. 2.両耳に到達する時間差と音圧差が、音源定位の手掛かりになる
  3. 3.低周波数の音は両耳間時間差の検出に適している
  4. 4.雑音と音声との混合音から雑音を取り除く効果をもつ
  5. 5.片耳聴に比べ聴覚閾値が上昇する

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 両耳聴で閾値は低下する

両耳聴の利点を問う問題である。両耳で聞くと片耳聴に比べて聴覚閾値はむしろ低下(改善)する(両耳加算効果)ため、「閾値が上昇する」は誤り。正答は選択肢5。


【各選択肢の解説】
1.両耳からの入力情報は脳幹の上オリーブ核において合流する:❌正しい。上オリーブ核で両耳情報が統合される。
2.両耳に到達する時間差と音圧差が音源定位の手掛かりになる:❌正しい。両耳間時間差・音圧差が手がかり。
3.低周波数の音は両耳間時間差の検出に適している:❌正しい。低音は時間差、高音は音圧差が有効。
4.雑音と音声の混合音から雑音を取り除く効果をもつ:❌正しい。両耳スケルチ効果。
5.片耳聴に比べ聴覚閾値が上昇する:✅誤り(=正答)。両耳加算で閾値は低下する。


【試験対策ポイント】
両耳聴の利点=音源定位(時間差・音圧差)、両耳スケルチ(雑音抑制)、両耳加算(閾値低下・ラウドネス増大)。低周波=時間差、高周波=音圧差で定位する点も頻出。両耳で「聞こえやすくなる(閾値低下)」が正しい。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第25回 全問一覧

▶ 耳鼻咽喉科学 の過去問一覧

スポンサーリンク