第25回 言語聴覚士国家試験 第120問
耳鼻咽喉科学第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第120問(耳鼻咽喉科学)の正答は 5 です。両耳聴の利点を問う問題である。
問題
両耳聴について誤っているのはどれか
- 1.両耳からの入力情報は、脳幹の上オリーブ核において合流する
- 2.両耳に到達する時間差と音圧差が、音源定位の手掛かりになる
- 3.低周波数の音は両耳間時間差の検出に適している
- 4.雑音と音声との混合音から雑音を取り除く効果をもつ
- 5.片耳聴に比べ聴覚閾値が上昇する ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.9%標準
186人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 両耳聴で閾値は低下する
両耳聴の利点を問う問題である。両耳で聞くと片耳聴に比べて聴覚閾値はむしろ低下(改善)する(両耳加算効果)ため、「閾値が上昇する」は誤り。正答は選択肢5。
【各選択肢の解説】
1. 両耳からの入力情報は、脳幹の上オリーブ核において合流する
✅ 正しい。上オリーブ核で両耳の情報が統合される。
✅ 正しい。上オリーブ核で両耳の情報が統合される。
2. 両耳に到達する時間差と音圧差が、音源定位の手掛かりになる
✅ 正しい。両耳間時間差・音圧差が音源定位の手がかりとなる。
✅ 正しい。両耳間時間差・音圧差が音源定位の手がかりとなる。
3. 低周波数の音は両耳間時間差の検出に適している
✅ 正しい。低音は時間差、高音は音圧差が定位に有効である。
✅ 正しい。低音は時間差、高音は音圧差が定位に有効である。
4. 雑音と音声との混合音から雑音を取り除く効果をもつ
✅ 正しい。両耳スケルチ効果である。
✅ 正しい。両耳スケルチ効果である。
5. 片耳聴に比べ聴覚閾値が上昇する
❌ 誤り。(=正答)両耳加算で閾値は低下する。正しくは片耳聴に比べ聴覚閾値は低下(改善)する。
❌ 誤り。(=正答)両耳加算で閾値は低下する。正しくは片耳聴に比べ聴覚閾値は低下(改善)する。
【試験対策ポイント】
両耳聴の利点=音源定位(時間差・音圧差)、両耳スケルチ(雑音抑制)、両耳加算(閾値低下・ラウドネス増大)。低周波=時間差、高周波=音圧差で定位する点も頻出。両耳で「聞こえやすくなる(閾値低下)」が正しい。
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