第25回 言語聴覚士国家試験 第121問
耳鼻咽喉科学第25回
正しい組み合わせはどれか
a.卵形嚢 ― 上前庭神経
b.球形嚢 ― 下前庭神経
c.後半規管 ― 上前庭神経
d.前半規管 ― 下前庭神経
e.水平半規管 ― 上前庭神経
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — a,b,e
前庭器官の解剖学的構造と神経支配の対応関係を問う問題です。内耳の各器官がどの前庭神経(上前庭神経または下前庭神経)に支配されるかを正確に把握することが必須です。
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【各選択肢の解説】
a. 卵形嚢 — 上前庭神経
✅ 正しい。卵形嚢は上前庭神経により支配される球形嚢と異なり、上前庭神経の支配を受けます。
b. 球形嚢 — 下前庭神経
✅ 正しい。球形嚢は下前庭神経の唯一の器官支配です。この組み合わせは頻出で確実に区別すべき項目です。
c. 後半規管 — 上前庭神経
❌ 誤り。後半規管は下前庭神経に支配されます。半規管の支配は上下に分かれており、この誤りは受験生の引っかかりやすいポイントです。
d. 前半規管 — 下前庭神経
❌ 誤り。前半規管は上前庭神経に支配されます。前と後ろで支配神経が分かれることに注意が必要です。
e. 水平半規管 — 上前庭神経
✅ 正しい。水平半規管は上前庭神経に支配されます。
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【試験対策ポイント】
前庭神経支配対応表:
|器官|支配神経|
|---|---|
|上前庭神経支配|卵形嚢、前半規管、水平半規管|
|下前庭神経支配|球形嚢、後半規管|
覚え方のコツ:
- 「球形嚢は下前庭神経のみ」→最も単純な対応
- 「卵形嚢は上」「球形嚢は下」→形の文字順
- 半規管は複数支配される→「前と水平が上」「後ろが下」