第25回 言語聴覚士国家試験 第133問
第25回 言語聴覚士国家試験 第133問(生涯発達心理学)の正答は 3 です。愛着(アタッチメント)の発達段階を問う問題である。
- 1.人一般への定位と発信の段階
- 2.一人または数人の特定対象に対する定位と発信の段階
- 3.発信及び移動による特定対象への接近の維持の段階 ✓
- 4.目標修正的な協調性の形成の段階
- 5.内的作業モデルの形成の段階
正答:3番
初回正答率 40.7%難問
182人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
愛着(アタッチメント)の発達段階を問う問題である。人見知り(見知らぬ人への不安)は、特定対象への接近を発信・移動によって維持する第3段階(生後6か月頃〜)で出現する。正答は選択肢3。
【各選択肢の解説】
1.人一般への定位と発信の段階
❌ 誤り。第1段階(生後3か月頃まで)。相手を選ばない。正しくは人見知りはまだみられない段階。
2.一人または数人の特定対象に対する定位と発信の段階
❌ 誤り。第2段階(3〜6か月頃)。正しくは特定の人によく反応するが、見知らぬ人への明確な不安(人見知り)はまだ出ない段階。
3.発信及び移動による特定対象への接近の維持の段階
✅ 正しい(=正答)。第3段階で人見知りが出現する。
4.目標修正的な協調性の形成の段階
❌ 誤り。第4段階(3歳頃〜)。正しくは養育者の意図や目標を理解し、離れていても協調的な関係を保てるようになる段階。
5.内的作業モデルの形成の段階
❌ 誤り。第4段階以降に関わる概念。正しくは内的作業モデルはボウルビィの4段階の名称ではなく、愛着経験から形成される自己と他者の表象を指す。
【試験対策ポイント】
ボウルビィの愛着4段階:第1(無差別な定位・発信)、第2(特定対象への定位・発信)、第3(移動による接近維持=人見知り・分離不安が出現)、第4(目標修正的協調性・内的作業モデル)。人見知り=第3段階を押さえる。
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