STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第25回 言語聴覚士国家試験 第155問

失語症第25回

第25回 言語聴覚士国家試験 第155問(失語症)の正答は 5 です。失語症の用語の組合せを問う問題である。

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問題
正しい組み合わせはどれか
  1. 1.語間代 ― 自己修正
  2. 2.発語失行 ― 音韻想起障害
  3. 3.反響言語 ― 言語性保続
  4. 4.ジャルゴン ― 補完現象
  5. 5.再帰性発話 ― 常同言語 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.7%標準

213人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 再帰性発話=常同言語

失語症の用語の組合せを問う問題である。再帰性発話は、発話のたびに同じ語句が繰り返し現れる常同言語である。正しい組合せは選択肢5。


【各選択肢の解説】

1. 語間代 ― 自己修正
❌ 誤り。語間代は語末音の反復で、自己修正とは無関係。正しくは、自己修正を繰り返して目標語に近づくのは接近行為である。
2. 発語失行 ― 音韻想起障害
❌ 誤り。発語失行は発話運動のプログラミング障害。正しくは、音韻想起(音韻選択)の障害は失語症の音韻性錯語として現れる。
3. 反響言語 ― 言語性保続
❌ 誤り。反響言語(エコラリア)は相手の語の反復で保続とは別概念。正しくは、言語性保続は前に出た語や反応が次の反応にも持続して現れる現象である。
4. ジャルゴン ― 補完現象
❌ 誤り。ジャルゴンは意味不明な多弁で、補完現象とは結びつかない。正しくは、補完現象(言いかけの系列語やことわざの続きを言う)は超皮質性失語でみられる。
5. 再帰性発話 ― 常同言語
✅ 正しい(=正答)。発話のたびに同じ語句が繰り返し現れる常同的な発話。

【試験対策ポイント】
再帰性発話=重度失語で繰り返し出る常同的発話(例「タンタン」)。語間代(語末反復)、反響言語(相手の語の反復)、保続(前の反応の持続)、接近行為(自己修正の連続)など、似た用語を症状の中身で区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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