STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第25回 言語聴覚士国家試験 第156問

失語症第25回

第25回 言語聴覚士国家試験 第156問(失語症)の正答は 5 です。聴覚的理解の障害を問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
「時計はどれですか」と聞かれて「時計ってなんですか」と答えた場合、考えられるのはどれか
  1. 1.語想起障害
  2. 2.語音認知障害
  3. 3.統語理解障害
  4. 4.音韻の配列障害
  5. 5.単語の意味理解障害

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 単語の意味理解障害

聴覚的理解の障害を問う問題である。「時計」という語に対し「時計ってなんですか」と返すのは、語の意味(概念)そのものが失われた単語の意味理解障害を示す。正答は選択肢5。


【各選択肢の解説】
1.語想起障害:❌言いたい語が出てこない障害で、聞いた語の意味は保たれる。
2.語音認知障害:❌音としての聞き取りの障害で、語そのものは聞き取れている。
3.統語理解障害:❌文の構造理解の障害で、単語1語の意味喪失は説明しない。
4.音韻の配列障害:❌発話産生側の障害。
5.単語の意味理解障害:✅正しい(=正答)。語の意味(意味記憶)が損なわれている。


【試験対策ポイント】
聴覚的理解の障害は段階で考える:語音認知(音として聞き取る)→単語の意味理解(語と概念の結合)→統語理解(文構造)。「その語自体を知らない」反応は意味理解レベルの障害(語義失語的)を示す。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第25回 全問一覧

▶ 失語症 の過去問一覧

スポンサーリンク