第25回 言語聴覚士国家試験 第181問
臨床神経学第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第181問(臨床神経学)の正答は 1 です。運動障害性構音障害の責任部位を問う問題である。
問題
70歳男性。声は小さく、気息性。抑揚に乏しく単調な発話。安静時に口唇の振戦。疑うべき障害部位はどれか。
- 1.大脳基底核 ✓
- 2.延髄
- 3.顔面神経核
- 4.小脳
- 5.舌下神経
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 67.6%標準
108人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 大脳基底核
運動障害性構音障害の責任部位を問う問題である。小声・気息性・単調な発話に加え安静時の振戦がみられるのはパーキンソニズムの所見で、責任部位は大脳基底核である。正答は選択肢1。
【各選択肢の解説】
1.大脳基底核:✅正しい(=正答)。安静時振戦・小声・単調発話(運動低下性構音障害)。
2.延髄:❌弛緩性構音障害(球麻痺)を生じる。
3.顔面神経核:❌顔面筋麻痺を生じるが、この症状像とは合わない。
4.小脳:❌運動失調性構音障害(断綴性・不規則)を生じる。
5.舌下神経:❌舌の麻痺・萎縮を生じる。
【試験対策ポイント】
運動低下性(パーキンソン)構音障害=小声・気息性・単調・加速、安静時振戦、固縮を伴う=大脳基底核病変。失調性(小脳)=断綴性・不規則、弛緩性(下位運動ニューロン)と対比して責任部位を判別する。
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