STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第25回 言語聴覚士国家試験 第20問

呼吸系第25回

第25回 言語聴覚士国家試験 第20問(呼吸系)の正答は 4 です。喘鳴を生じる病態を問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
呼気時に喘鳴を生じる疾患はどれか
  1. 1.声帯結節
  2. 2.声帯瘢痕
  3. 3.声帯白板症
  4. 4.仮性クループ
  5. 5.片側性反回神経麻痺

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 仮性クループ

喘鳴を生じる病態を問う問題である。仮性クループ(急性声門下喉頭炎)は声門下の狭窄を起こすため、呼気時にも喘鳴を生じる。声帯(声門)レベルの病変では主に吸気性喘鳴や嗄声が前景となる。選択肢4が正答。


【各選択肢の解説】
1.声帯結節:❌主症状は嗄声で、呼気性喘鳴は典型ではない。
2.声帯瘢痕:❌嗄声が中心で、呼気性喘鳴は特徴的でない。
3.声帯白板症:❌声帯粘膜の白色病変で嗄声が主。
4.仮性クループ:✅正しい(=正答)。声門下狭窄により呼気性(~二相性)喘鳴を生じる。
5.片側性反回神経麻痺:❌気息性嗄声が主で、安静時の明らかな喘鳴は通常生じにくい。


【試験対策ポイント】
狭窄部位と喘鳴の関係を整理する。声門上=吸気性、声門部=二相性、声門下・気管=呼気性。仮性クループは小児の声門下に好発し、犬吠様咳嗽・吸気性〜呼気性喘鳴を呈する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第25回 全問一覧

▶ 呼吸系 の過去問一覧

スポンサーリンク