第25回 言語聴覚士国家試験 第21問
聴覚系第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第21問(聴覚系)の正答は 5 です。内耳(蝸牛)の構造と機能を問う問題である。
問題
正しいのはどれか
- 1.耳管は内耳圧の調整をしている
- 2.血管条は蝸牛の鼓室階外側にある
- 3.外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接していない
- 4.蝸牛の鼓室階は内リンパ液で満たされている
- 5.蝸牛で高音にもっともよく反応するのは基底回転である ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 49.7%難問
193人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 高音は蝸牛基底回転で反応
内耳(蝸牛)の構造と機能を問う問題である。蝸牛は部位によって応答する周波数が異なり、基底回転(蝸牛底)が高音、頂回転(蝸牛頂)が低音によく反応する(場所説)。正しいのは選択肢5。
【各選択肢の解説】
1. 耳管は内耳圧の調整をしている
❌ 誤り。耳管は中耳腔の換気・圧調整を担う。正しくは、耳管が調整するのは中耳(鼓室)の圧である。
❌ 誤り。耳管は中耳腔の換気・圧調整を担う。正しくは、耳管が調整するのは中耳(鼓室)の圧である。
2. 血管条は蝸牛の鼓室階外側にある
❌ 誤り。血管条は蝸牛管(中央階)の外側壁にあり内リンパを産生する。正しくは、血管条は蝸牛管(中央階)の外側壁にある。
❌ 誤り。血管条は蝸牛管(中央階)の外側壁にあり内リンパを産生する。正しくは、血管条は蝸牛管(中央階)の外側壁にある。
3. 外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接していない
❌ 誤り。外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接着している(接していないのは内有毛細胞)。正しくは、外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接している。
❌ 誤り。外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接着している(接していないのは内有毛細胞)。正しくは、外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接している。
4. 蝸牛の鼓室階は内リンパ液で満たされている
❌ 誤り。鼓室階・前庭階は外リンパで満たされる。正しくは、鼓室階は外リンパ液で満たされ、内リンパ液で満たされるのは蝸牛管(中央階)である。
❌ 誤り。鼓室階・前庭階は外リンパで満たされる。正しくは、鼓室階は外リンパ液で満たされ、内リンパ液で満たされるのは蝸牛管(中央階)である。
5. 蝸牛で高音にもっともよく反応するのは基底回転である
✅ 正しい(=正答)。基底回転は高音、頂回転は低音によく反応する。
✅ 正しい(=正答)。基底回転は高音、頂回転は低音によく反応する。
【試験対策ポイント】
蝸牛の周波数局在(場所説)は「基底=高音・頂=低音」が基本。リンパ液は前庭階・鼓室階=外リンパ、蝸牛管=内リンパ。血管条は蝸牛管外側壁で内リンパ(高K⁺)を産生し、外有毛細胞の不動毛は蓋膜に接する、と構造をまとめて覚える。
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