第25回 言語聴覚士国家試験 第63問
高次脳機能障害第25回
第25回 言語聴覚士国家試験 第63問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。意味記憶障害の責任部位を問う問題である。
問題
意味記憶障害と関連が深い部位はどれか
- 1.前脳基底部
- 2.海馬
- 3.側頭葉前部 ✓
- 4.脳梁膨大後域
- 5.小脳
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.7%難問
237人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 側頭葉前部
意味記憶障害の責任部位を問う問題である。意味記憶障害は側頭葉前部の障害と関連が深く、意味性認知症で進行性に語や概念の意味が失われる。正答は選択肢3。
【各選択肢の解説】
1. 前脳基底部
❌ 誤り。健忘(作話を伴う)と関連する部位。正しくは前脳基底部の損傷で生じるのはエピソード記憶の健忘(作話を伴いやすい)で、意味記憶障害ではない。
❌ 誤り。健忘(作話を伴う)と関連する部位。正しくは前脳基底部の損傷で生じるのはエピソード記憶の健忘(作話を伴いやすい)で、意味記憶障害ではない。
2. 海馬
❌ 誤り。エピソード記憶(近時記憶)の形成に関わる。正しくは海馬の損傷では前向性のエピソード記憶障害が生じ、意味記憶は比較的保たれる。
❌ 誤り。エピソード記憶(近時記憶)の形成に関わる。正しくは海馬の損傷では前向性のエピソード記憶障害が生じ、意味記憶は比較的保たれる。
3. 側頭葉前部
✅ 正しい(=正答)。意味記憶の貯蔵に関わる。側頭葉前部の萎縮(意味性認知症)で語や概念の意味が失われる。
✅ 正しい(=正答)。意味記憶の貯蔵に関わる。側頭葉前部の萎縮(意味性認知症)で語や概念の意味が失われる。
4. 脳梁膨大後域
❌ 誤り。地誌的記憶・道順障害に関与する。正しくは脳梁膨大後域の損傷で生じるのは道順障害(地誌的障害)である。
❌ 誤り。地誌的記憶・道順障害に関与する。正しくは脳梁膨大後域の損傷で生じるのは道順障害(地誌的障害)である。
5. 小脳
❌ 誤り。運動学習・協調運動に関わる。正しくは小脳は手続き記憶(運動学習)に関わり、意味記憶の座ではない。
❌ 誤り。運動学習・協調運動に関わる。正しくは小脳は手続き記憶(運動学習)に関わり、意味記憶の座ではない。
【試験対策ポイント】
記憶系と部位:エピソード記憶=海馬・パペッツ回路、意味記憶=側頭葉前部、手続き記憶=大脳基底核・小脳。意味性認知症(側頭葉前部萎縮)で語義・概念の意味が障害される点を押さえる。
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