第25回 言語聴覚士国家試験 第73問
言語発達障害学第25回
ジョブコーチが主に業務を行う施設はどれか。
a.企業
b.職業センター
c.児童相談所
d.発達支援センター
e.特別支援学校高等部
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — a,b
ジョブコーチは職業リハビリテーション制度における支援者であり、「企業内での就労支援」と「職業センターでの訓練・支援」の2つの場面が主要な活動場所です。これらは直接的な就労準備・定着支援に特化した機関です。
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【各選択肢の解説】
a. 企業
✅ 正しい。ジョブコーチは企業に派遣され、障害者の実際の職場での適応訓練や業務遂行支援を行う場面が中心です。職場環境への実践的な支援が主要業務です。
b. 職業センター
✅ 正しい。職業能力開発校やハローワークの職業センターでは、障害者の職業訓練・評価・就労支援が行われ、ジョブコーチが活動する場所です。
c. 児童相談所
❌ 誤り。児童相談所は児童虐待・非行・保護等の児童福祉全般の相談機関であり、ジョブコーチの活動場所ではありません。ジョブコーチは成人の就労支援に特化しています。
d. 発達支援センター
❌ 誤り。発達支援センターは乳幼児期から学齢期の発達支援を主とする施設で、就労支援専門のジョブコーチが主に活動する場ではありません。
e. 特別支援学校高等部
❌ 誤り。特別支援学校高等部では進路指導・キャリア教育が行われますが、ジョブコーチの配置による本格的な職業訓練は主ではなく、ジョブコーチが「主に」活動する場ではありません。
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【試験対策ポイント】
ジョブコーチの定義と活動場所
| 機関名 | 主機能 | ジョブコーチ配置 |
|---|---|---|
| 企業 | 実際の就労現場 | ✅ 派遣型支援の中心 |
| 職業センター | 職業訓練・適性評価 | ✅ 訓練支援の中心 |
| 児童相談所 | 児童福祉・相談 | ❌ 対象外(児童福祉機関) |
| 発達支援センター | 発達支援(乳幼児〜学齢期) | ❌ 就労専門ではない |
| 特別支援学校高等部 | 教育・進路指導 | △ 補助的(主ではない) |
重要な区別
・ジョブコーチは「成人の就労支援専門家」→児童関連施設は対象外
・「主に」という表現が重要→補助的な役割では選択肢として不適切
・職業リハビリテーションの2大柱:企業での実践的支援+職業センターでの訓練準備